139件のひとこと日記があります。
2020/01/13 21:54
初乗り(36鞍目)
新年の初乗りはリラックスして乗れるように馬場系へ。
しっかりお尻と鐙の負重バランス考えながらきっちり乗りたい!
部班は7頭、選定はアヴァンギャルド。
あれ?この馬名はよくない側の記憶があるような。(汗)
馬房へ迎えに行くとやっぱり特徴がある大流星鼻梁白、
あぁ〜、いつか同班で大暴れしていたあの馬だ・・・。(大汗)
洗い場へ曳いていく途中にもK先生が「アヴァンギャルドだ〜!」と言うので、
どんな馬ですか?と訊くと、「頭下げさせたら跳ねるから気を付けて〜!」とか。
馬装しているとN先生から、「拍車は絶対付けていった方がいい。」⇒慌てて装着。
同班の会員さんからは、「用心していった方がいいですよ。」といい情報はない。
騎乗時に担当のS先生からは、「わたしのクラスで事故が起きる時は
必ずこの仔が絡んでます。絶対に落ちないでね。」うわぁ、リラックスどころではない。
後ろの会員さん「この前も落ちとったな。(笑)」顔面蒼白、これは拙いことになった。
常歩からゆっくりスタート。途中3番手から最後方へ馬順変更となる。
気にしている馬がいるようだ。部班全体がアヴァンギャルドがいることで
相当な緊張を感じている様子。エラいことになったな。(汗)
S先生「大丈夫そうですか?気を抜かないようにしてください。」
わたし「部班に迷惑かけないように頑張ります。なんとかします!」
続いてS先生、「速歩になったら横向いたり中へ入ったりしますからしっかり抑えて。」
そして速歩の号令が。やや内側へ頚が向いた瞬間、後方でなにかが「バコーン!」
塩ビパイプの仮埒が空中に舞う。「すいません!」すかさず叱責。
もうこれは強硬策よりも、風のように柔らかく乗るしかないな、と肚をくくる。
思い切って頚は水平近く伸ばさせ、拳を控えて手綱は長め一杯でブラブラの直前まで。
隅角へは詰めにくくなったが、正反撞、速歩の歩度伸縮もよく、誘導も重心移動だけで
概ね行きたいところへ行けるようだ。前方の馬間だけ気を付けて慎重に、丁寧に。
なんとかひと鞍乗り終えた。停止の号令が出て緊張を解く。
同時に「ふ〜っ!」と大きく息を吐くとアヴァンギャルドも緩んだような。
正月休みに読んだ「馬楽のすすめ」という本に書いてあった通りだ。
どうも乗り手のメンタルが鏡のように反射するお馬のような気がする。
そのためにはまずは自分がリラックスしないと、ということを教えてくれた
アヴァンギャルド。
馬装を解きながらS先生が来てくれた。
「アヴァンギャルドに乗れる、って書いておきますからね!」
今回はウマくいったけど、次はどうなるかわかりません。(汗)