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2020/02/11 23:11
信頼のグレートバーネット(38鞍目)
2月にしては妙に暖かい一日。
先のイベントが遅れ気味で、楽しみにしていたカドリール大会の観戦は
支度の時間と重なってしまい、泣く泣く断念となった。
今日の選定はグレートバーネット。
前回騎乗時に好印象で、今日はウマく乗れるんではないか?という予感が。
拍車なしで乗ろうかと思案し、馬装を進めながら隣にいたN先生に尋ねると、
「当てると跳ねるけど、ないと重いですよ。」ということで装着。
ちゃんと鞭は持った。(笑)
馬場へ向かうとレッスン担当のY先生と、補助にS先生が加わる。
5頭立て最後方から常歩で進む。脚の反応を見ながら慎重に。
少し強いとビクッとする時があり、反応は良くこれ以上強くは使わないように。
Y先生のレッスンはまだ2鞍目だが、若いこの先生は隙がなく
背中にも目がついているのでは?と思うことが度々ある。
2ポイントの常歩で蹄跡を1周し、鐙を踏む強さをそのまま維持して正反撞へ。
Y先生「駈歩の前に質問。発進時になぜ外方脚を引くのですか?△〇さん。」
わたし「外方に尻を落とさず、内方座骨に負重するためと思います。」
いつもそう考えていたのか目イチの答え。⇒ しかし×。(汗)
Y先生「駈歩の1歩目の肢は外方後肢から。そこからの発進を促すためです。」
あちゃ〜、それ基本ですやん。(大汗)
実はわたし、常歩・速歩いずれからの駈歩発進もずっと内方脚のみでやってた。
しかしここでメンタルが崩れては以降のレッスンに影響する、と一旦冷静になる。
毎周回S先生に見られている。微笑みを蓄えきっちり丁寧に乗らねば・・・。
所定の隅角手前から各個に常歩⇒駈歩へ。外方脚に意識が行き過ぎてギクシャクする。
内方姿勢が崩れているような気がする。咄嗟にいつもの発進方法で試すと一発回答。
ちょっと混乱しながらも、ちゃんと出ているから勝手にこれでいいことにしておく。
次は軽速歩⇒正反撞をできるだけ短く⇒駈歩。これは半減脚を一瞬入れるだけで
スッと出る。どうもどういう扶助でなにを馬に求めているか、ということを
頭であまり考えていなかったのかもしれない。体が勝手にやっていただけのような。
ひと鞍概ねウマく乗れた。グレートバーネットは動いてくれると分かっているので
御法は少し違うが力むこともなく。そしてこのコンビの駈歩はとても楽しい。
Y先生の講評「イイ感じで乗れてます。少し手綱が長いところだけ意識して。」
結構この指摘をいただくことがある。長い方がお互いに楽だと思っていた。
感覚だけでやってはいけない。また新たな悩みと研究材料が生まれた。