マロン（67鞍目）

またまたの失敗騎乗だった。（泣）
昨夏から力んだ騎乗が復活してしまったか、ここ二鞍は自分との
戦いに負けてしまっている。

前回乗った際にとても印象が良かったマロン嬢、しかし牝馬は
その日になってみないと分からないことがある。
馬装をしている際にK先生が手伝ってくれて、
「ここのところ重い感じがあるので･･･。」と伝えてくれた。

馬場に出て常歩で蹄跡を伸ばす。反応はすこぶる悪い。
隅角も詰めていけず、いろいろ試してみたが前回と全然違う。
顔も外を向かず内方姿勢がきっちり取れるので、この点は安心できる。

しかし復活以降の数十鞍、一番重い感じがする。
脚を控えると途端に緩慢な動きに変わってしまう。
速歩で輪乗りに入るが、推進が足りないのかフラフラして
内に刺さり気味、綺麗な輪ができない。

いよいよ駈歩の準備に。引き付けて起揚させると緊張感が増すか、
ピリッとしてきた。でも重いのは変わらず。
駈歩も一発で出たと安心したら、数完歩で急停止。自分が慌てる。
何度か発進しながら維持が難しい。とにかく重い。（汗）


しんどい騎乗だった。メンタルも崩れた。

担当のW先生とは妹歩のデビューから7年余りにわたってお世話になり、
いろいろ相談に乗ってもらっていた。残念ながら当鞍が最後だ。
前鞍までいろいろご指導いただいた馬場屋のチーフも北陸の事業所に
転勤となり、お二方には最後の最後で無様なところを見せてしまった。


次の騎乗から切り替えていけるのか。