崖っぷち馬券師の「富士S」予想

両雄相成り立たず！

過去2000年以後の当レースに於いて、1番人気2番人気が馬券圏内に来たのは2回しかありません。
（2004年と2006年）
しかも2006年は2番人気2着、1番人気3着で1着に来たのは16番人気の超穴馬！
ついでに見ると2番人気と3番人気が揃って馬券になったのは2001年で人気の着順は、
3番人気→2番人気→4番人気でした。

何故こんなに波乱が起こるのでしょう？
僕なりに思った事は、
　・実績馬の大半があくまでも目標は先のＧ1である事
　・賞金的に見て先の大きい所に出る為にここが勝負になっている馬がいる事
大きく見てこの2つの理由に絞られてくると思います。

つまり、実績馬がここであっさり勝てるまでに仕上ているか？
または夏の上り馬が状態の維持が出来ているか？
馬券の照準はここに尽きると思います。
実績馬の場合は調教時計で判断がつきそうですし､上り馬についてはあまり消耗していない馬を
ピックアップしていけば良いと考えます。

＜展開＞
週頭で想定していた通りペースメーカーはカレンブラックヒルで問題無いと思います。
カレンブラックヒルの逃げを想定するならば、道中は比較的緩みの小さい流れになると思われます。
恐らく最後の直線はハンデ戦の様な混戦状態になるのではないでしょうか？
そう想定すると、後方から直線だけで33秒を切る様な末脚を持ってしてもいい所2、3着が関の山･･･
むしろ好位から33秒2〜3、先行馬なら33秒5〜8で差し込んでくるタイプが勝ちに近いと思います。

＜ステップレース＞
普通なら同コース同距離のＮＨＫマイルＣからの勢いある3歳勢が有力の思われがちですが、
なぜかＮＨＫマイルＣからの直行組は当レースとは相性があまり良くありません。

むしろ3歳馬なら夏のマイル戦で古馬に揉まれて好走した馬や､前中山開催の京成杯ＡＨで
速い流れを経験して当レースに来た組の好走が目につきます。
後は3歳時の春のマイル重賞での勝ち馬や連対馬が古馬になって当レース出走してきた時にあける穴が目立ちます。

◎　グランシルク
鞍上のユーイチが悩みの種･･･
しかし今年春先の中山は金杯でレコード決着になるくらいの高速馬場でしたので、
府中の馬場への対応も可能と見ます。
前走休明けでも時計差無しの4着なら54ｷﾛの斤量が有利に働くと思います。

○　フルーキー
2番人気で単勝8倍近くは美味しい！と思います(笑)
マイル重賞では掲示板を外していない安定性と前走辺りから好位でも競馬が出来る器用さを見せた点を評価します。

▲　ヤングマンパワー
夏のマイル重賞で続けて3着。確実に力を付けている印象です。
馬体重は大きく増えてくる様な事さえなければ馬券圏内に飛び込んで来る事は可能と見ます。

△　アルマワイオリ
春のマイル重賞ではかなり好走しているのに前日発売ではかなりノーマーク状態です。
年明けは結構ローテが厳しかった様にも見えるのでここは初戦から狙いたいと思います。

△　ヤマカツエース
前走は毎日王冠で2着のディサイファと0.4秒差の4着なら狙いは立ちますが、その分斤量が･･･

☆　シャイニープリンス
毎年このレースで着順を一つづつ上げて来ています。
一昨年が3着、昨年が2着。なぜか当レースだけ好走するんですよねぇ〜(笑)


馬券は◎グランシルクからの3連複ですが、○でフルーキーとサトノアラジンを入れ替えた馬券も購入予定。
15＝16､5､10､8､2
15＝10､5､10､8､2
それと三連単ならフルーキーとサトノアラジンが被らないフォーメーションで行きたいと思います。
11､16→15､5､10→15､5､10､8､2