さあ！ついに来ましたＪＣウィーク！！

明日からはＪＣウィーク！♪
とりあえず今年の招待馬の検証のみしてみます。

□外馬の勝ちは2005年のアルカセット以来無く､馬券対象となったのは2006年のウィジャボード以来ありません。

今年来日した3頭（ほんとに国際競争なのか？）の血統からの検証をして見した｡

【イラプト】（仏）
父Dubawi／母父Caerleon
（【Mr. Prospector×Northern Dancer系】×【Never Bend系×Lyphard】）×（Nijinsky×Bold Ruler系）

父DubawiはMr. Prospector→Seeking the Gold→Dubai Millenniumを経由しての種牡馬です｡
日本ではSeeking the Goldの直仔が短距離で活躍したりしましたが､クラッシックディスタンスで成功した産駒は記憶にありません｡
牝系のCaerleonは日本で多くの産駒が成功しており､その辺は買いの材料とはなりそうですがその辺は最終追い切りでの判断が大事になりそうです｡

昨年は凱旋門賞→ＪＣのローテで挑みましたが､今年は米国のカナディアンインター(G1)からの参戦です｡
昔はＢＣターフからのＪＣ参戦は要注意と言われましたが､この馬は今年の凱旋門賞に出走しないで米国の芝レースからの参戦なので､その辺は今週の情報収集で判断するしか無さそうです｡


【イキートス】（独）
父､母はこちらでは無名ですね｡
（Sadler's Wells×ラストタイクーン）×（Bold Ruler系×Grey Sovereign系）
父はSadler's Wells系で牝系にGrey Sovereign系を持っています。
時計の掛る馬場になればSadler's Wellsの血が利いてくる様に思えますし､牝系のGrey Sovereign系が府中では相性が良さそうに思えます。

本国での渋った馬場で勝鞍があるので､雨が降って重以上に馬場が悪化すれば浮上してくるタイプと見ておけばいいのかも知れません。


【ナイトフラワー】
（Danzig×Sharpen Up）×【Nureyev×Alydar】
母母の父にエイシンフラッシュの母父プラティニを持っている面から見ても日本の競馬に合いそうな気がします｡
父がDanzig系なのはハービンジャーと似ており､ネオユニヴァースと同様にSharpen Upを父母方に持っています。

昨年は3歳での出走で11着でしたが､今年は本国でずっと58.5ｷﾛ以上を背負って成績を出して来た分タフさが身についているかも知れません｡
晴れも雨も関係なく好走しているのでその辺は問題にしなくても良さそうですが少頭数の競馬しかしていない部分は気に掛ります。




今年来日した3頭の内2頭は既に日本への遠征を経験しているので､昨年以上の着順を狙ってきていると考えた方が良さそうですね｡
昨年は前半の速い前傾ラップでしたが､今年はレースを引っ張る馬がスローに落としそうなのでひょっとしたら□外馬の台頭が10年ぶりにあるかもしれません。