競馬のクズ鉄人の有馬記念上位人気馬の血統見解

明日はいよいよ有馬記念の枠順が決まりますねぇ。
今年一年の総決算となるレースだけに気合の入り方もいつも以上の方も多いのではないでしょうか？

今年のＧ１は、混合戦では牝馬が強く、しかも１番人気が馬券圏内から飛ばない堅い決着が続いていますが、クズ鉄人としてはやっぱり人気馬の取捨で波乱の馬券を手にしたいと考えます。

それでは、私の血統的見解です。
この見解で人気馬を切って、それが馬券になっても当方は一切責任は取りません。
馬券はあくまでも自己責任でお願いします。

それでは、netkeibaで人気の馬から順に･･･

・クロノジェネシス
前走の天皇賞（秋）で32.8秒の末脚を使ったことには驚きましたが、基本的には欧州種牡馬のバゴですから今の時計の掛かっている中山は合っていると思えます。
ただ、母父のクロフネは直線の長いコースとか広いコースの方で実績があるので、小回りの中山の適正が微妙な気もします。

・フィエールマン
３歳時のクラシックシーズンでは春は間に合わず、夏の福島ラジニケから頭角を現し菊花賞勝ったディープインパクト産駒としては異例の馬です。
ノーザンファーム生産馬ですが、牝系はフランスでの重賞勝ち馬を出す様な欧州型でタフな馬場向きですので今の中山は向いていると思われます。

・カレンブーケドール
父ヂープインパクトに母はStorm Bird系とGone West系を掛け合わせた米国型のスピード系牝馬ですので、基本今の中山には向いていないと思います。

・ラッキーライラック
父オルフェーヴルは2011年、2013年の有馬記念を勝っているので種牡馬としての適正はあると考えますが、母ライラックスアンドレースは米国型のスピードタイプなのがどう出るか？と見ます。
ただ父母のプリンセスオリビアはトーセンラーにも入っていたSadler's Wellsの血を持つ牝馬なのでロングスパート戦は向いているとは思います。

・ワールドプレミア
昨年三着に来た昨年の菊花賞馬です。母系はドイツ牝馬なので基本的に時計の速い府中よりは時計の掛かる中山、阪神向きですので、今の中山の馬場は向いていると思いますが、直近の追い込み競馬の様な乗り方だと今の馬場では厳しい気もします。

・オーソリティ
父オルフェーヴルに母父シンボリクリスエス、更に牝系はシーザリオ一族ですから血統表の字面だけで行けば一番のグランプリ血統に見えます。

・キセキ
父ルーラーシップは中山の2200ｍ、2500ｍでいい所までは来るけど勝ちきれないタイプ。
気性が難しいタイプが多く、父自身も実際有馬記念のスタートでフェラーリエンブレムしてしまったことがあります。
この馬の場合は、血統よりもローテがどうなのかが問題と思います。

・ラヴズオンリーユー
この馬も血統背景はカレンブーケドールと似たような配合なので、今の中山は微妙に思います。

・ブラストワンピース
父ハービンジャーは欧州血統なので種牡馬的には今の中山は向いています。
母系は溜めて脚を伸ばしてくる日本型ですが、古馬になっての成長力を見せる血統が見えないので、現状から良化があるかは微妙な所。
ただ、ハービンジャー産駒は一度好走している所では何度も好走してくるので、その辺は気にした方が良さそう。


以上上位半分くらいまでの血統傾向を見てみました。
あくまでも私個人の見解なので、実際は間違った解釈の所もあるかもしれませんが、その辺はご了承ください。