2193件のひとこと日記があります。
2012/06/22 00:32
本気で【宝塚記念】を予想してみた。 Part4-2
Part4-1の続き…
田中守:
僅か過去5年の間だけでも顕著に傾向が出ております。
まとめまするとこの様になります。
★上り勝負のスピードを主体とするSS系産駒にとって暮れの有馬記念と同様に相性が悪いレース。直近5年では、ステイゴールドだけが勝ち馬を出し、スペシャルウィークとアグネスタキオン産駒が2、3着が1頭づつでているのみ。
★前半が早く、後半がスピードを維持しての我慢比べになる為、ヨーロッパ系の血脈が有利の傾向。
★3着迄入着している馬の多くにノーザンテーストの血(特に牝系)が入っている。
直近5年だけでも
・アーネストリー
・ドリームジャーニー(父ステイゴールドにもノーザンテーストの血が入っている)
・サクラメガワンダー
・インティライミ
の4/15の馬がノーザンテーストの血を持つ牝系であった。又、2010年の勝ち馬ナカヤマフェスタは牝系にはノーザンテーストの血がないが、父がステイゴールドでノーザンテーストの血を持っている。
★SS系の産駒が馬券の対象となる場合の多くが、前半5Fと後半5Fの差が1.0秒以内の時が多い。
フェデラリスト:
なるほど…
では、拙者についてはどの様に見ておる。
田中守:
はっ!
御館様におきましては、父君が米国系でありながら一介のスピード型では無く、母君様がSS系のスピードに優れた血脈なれば此度の宝塚決戦の様に前半が早く後半が持続力の決着の様な布陣は正に適所かと。
フェデラリスト:
ふむ…、世辞にせよ嬉しき言葉よな。
ならば、最も注意しなければならぬ相手は誰であるか?
田中守:
はっ!
まずは昨年の世代の頂点を極め、女帝から玉座を譲り受けたオルフェーヴル。
ノーザンテーストの血を4×3と他の誰よりも濃く持ちしかも父ステイゴールドはSS系では珍しく中山、阪神の戦場を得意としておりまする。
そして、昨年の覇者アーネストリー。こちらも中山、阪神の戦場を得意とするグラスワンダーを父に持ち母方にノーザンテーストの血を持っております。
さらには、母が女傑といわれたルーラーシップ、母方が独国系で緩みの少ない流れに向いているエイシンフラッシュ辺りが強敵と思われます。
フェデラリスト:
なるほど…
参戦の回数は少ないが、好成績を収めているディープインパクト氏の子息も見えているが如何したものか。
田中守:
前々走の合戦で失格したとは言え、ディープインパクト氏の子息は厳しい展開に強い傾向が見られるので用心に越した事はありませぬな。
フェデラリスト:
よし!さすれば早々に上洛の準備に掛かれ!
田中守:
御意!
・・・Part4-3に続く