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2012/06/23 17:04
本気で【宝塚記念】を予想してみた。 Part6-1
−乱世のグランプリ… 「仁川夏の陣」−
1週間掛けて色々な検証を並べてきましたが、ここでもう一度纏めてみたいと思います。
【過去のレースからの傾向】
前半−後半で見ると前半の流れが速く、後半は垂れる所が殆ど無く緩やかに加速しながらゴール前で失速とスピードと持久力を求められる厳しいレース。
【ローテーションからの傾向ポイント】
多くが天皇賞(春)、金鯱賞(今年は鳴尾記念が該当)からの出走が多いが、ここ数年は海外遠征直後の出走もみられ馬券の対象になっている。
<天皇賞(春)組が複勝圏に入る条件>
・1〜3着迄に入着しかつ、前3走迄のレースでG2クラス以上で連対しているのが必須
<金鯱賞組が複勝圏に入る条件>
・基本的には勝っているのが望ましいが最低でも3着迄には入着しているのが条件。さらに勝ち馬で無い場合は前3走迄でG2以上のレースで3着迄の入着が必須。
<安田記念組が複勝圏に入る条件>
・安田記念での連対または、前3走以内でG2上の勝ち鞍かG1での連対が必要。
<その他の重賞、オープン特別組>
・基本的には家賃が高い結果に終わっています。ただし3歳馬の場合は斤量の恩恵もあって連勝しての出馬に限り検討の対象となります。
【血統面からの検証ポイント】
・上り勝負のスピード決着を主体とするSS系産駒にとって暮れの有馬記念と同様に相性があまりよく無いレース。
直近5年では、ステイゴールドだけが勝ち馬を出し、スペシャルウィークとアグネスタキオン産駒が2、3着が1頭づつでているのみ。
・前半が早く、後半がスピードを維持しての我慢比べになる為、ヨーロッパ系の血脈が有利の傾向
・3着迄入着している馬の多くにノーザンテーストの血(特に牝系)が入っている。
直近5年だけでも
・アーネストリー
・ドリームジャーニー(父ステイゴールドにもノーザンテーストの血が入っている)
・サクラメガワンダー
・インティライミ
これらの馬がノーザンテーストの血を持つ牝系であった。又、2010年の勝ち馬ナカヤマフェスタは牝系にはノーザンテーストの血がないが、父がステイゴールドでノーザンテーストの血を持っている。
・SS系の産駒が馬券の対象となる場合の多くが、前半5Fと後半5Fの差が1.0秒以内の時が多い。
【調教からの検証ポイント】
やはり、後半の持続力の求められる所から、終い重点の調教よりは、早めに仕掛けて最後迄ラップの垂れが無い調教馬を選びたい。
今回の調教内容からは
1番 ウインバリアシオン
6番 エイシンフラッシュ
7番 ルーラーシップ
9番 ビートブラック
12番 フェデラリスト
15番 トゥザグローリー
この6頭が内容的に良かったと思います。(ただし調教時計とラップでの判断ですので、気配等でさらに絞られる又は浮上する事もあります。)
【レース展開の検証】
スタート直後で大外のネコパンチがハナを主張してレースを引っ張る為、前半はかなり速い展開が予想される為、後半も厳しい流れが持続して行くと思われます。
…Part6-2に続く