「ガチでいくよ！ＪＤＤ♪」

＜レースの傾向＞
スタートから１コーナー迄500ｍ(2.5F)程度ある為スタートしてから2F迄は速く､4F目で急速にラップが落ちる｡
以降12秒後半のラップを刻んで４コーナーを廻ってから一気に加速｡ラスト2F目で11秒後半〜12秒前半に加速して最後は減速気味にフィニッシュ｡
基本的には､前半が早く､後半で垂れてくる前傾型の流れとなる傾向にあるが､前後半での時計差の範囲はマチマチである｡

＜検証＞
◆東京ダービー(大井2000ｍ)◆
12.3-11.2-12.1-13.3-12.9-12.7-12.5-13.8-13.1-12.9　(良)
例年のJDDと同様にスタートから4F目でガクッとラップが落ちていますが､上り3Fで13秒台が2つ｡
過去7年JDDの平均ラップが
12.2-11.1-12.0-13.2-12.9-12.7-12.8-12.9-12.1-12.8
から考えたら道中のラップが同じように流れているのにラストが掛り過ぎです｡これならプレティオラスが上り3F38.4秒で直線だけで差し切って勝ったのも頷けます｡
例年のJDDのペースから考えて今年の東京ダービー組は穴でも3着迄に来るのは難しそうです｡
・プレティオラス
・アートサハラ
◆ユニコーンＳ(東京1600ｍ)◆
12.4-11.0-11.6-12.1-12.6-12.3-12.1-12.4　良
例年､前半3Fが34秒台､後半36秒後半と2秒程度前半が速い前傾の流れが多いが､今年は前半3F35.0秒､後半3F36.8秒と前後半の流れがいつもと違う展開だった様に思えます｡
JDDの道中緩んだ流れが続く展開でしたら､今年のユニコーンＳ組はこの流れに十分我慢がきくのではないかと考えられそうです｡
・ストローハット
・オースミイチバン
◆くすのき賞(小倉1700ｍ)◆
6.8-10.9-11.1-12.3-12.8-13.1-13.3-12.8-12.6　稍
テンの速さが目に付きますが､後半の上り4Fで13秒台のラップが2回､ﾗｽﾄ3Fも38.7秒では東京ダービー位のレース内容なら勝ち負けですが今回は少々苦戦しそうです｡
・フリートストリート
◆端午Ｓ(京都1800ｍ)◆
12.2-11.5-12.4-12.8-13.3-12.0-12.1-12.0-12.7　良
道中ほぼ一定のラップを刻みながら前後半で時計差なし｡真中の5F目で一息入ってﾗｽﾄ4Fで一気に加速して最後に減速しながらフィニッシュ｡
JDDのレース内容に一番対応が出来る内容と思われます｡
・ハタノヴァンクール
・ホッコータルマエ
◆伏竜Ｓ(中山1800ｍ)◆
12.3-11.5-13.0-13.5-13.1-12.6-12.7-12.1-12.7　良
前後半で時計差があまり無いが道中に13秒台のラップが3回あり上り勝負の内容に思います｡前傾の流れになりやすいJDDでは道中の追走が出来るかがカギとなりそうに思います｡
・ハタノヴァンクール
◆青梅特別(東京1600ｍ)◆
12.5-11.5-12.6-13.1-12.2-11.8-11.7-11.9　良
後傾のラップのレースですが､上り3Fの内容が秀逸です｡ツボにハマれば一気差しが可能と考えます｡
･ホッコータルマエ

＜予想＞
◎　ホッコータルマエ
JDDの勝ち馬の殆どが４コーナーでの位置取が3番手以内(テスタマッタが6番手ではありましたが…)なのでこの枠順は有利に働きそうです｡
端午Ｓでのハタノヴァンクールとは勝ち負け出来そう｡
○　ハタノヴァンクール
端午Ｓ組のJDDでの成績が良い上に､レースの内容が一番JDDと合っていそう｡枠順が大外の為評価を下げましたが◎とは差は無いと思います｡
▲　ストローハット
脚質的にはあまり大井は向いてない気もしますが､内田博は古巣の大井では外せません｡
△　オースミイチバン
今回のJDDで逃げるのでしょうか？この馬がペースメーカーなら前後半での時計差が結構出そうな気がします｡
☆　トリップ
クロフネ産駒でダート変わりで人気になっていますが､未知数な部分が多過ぎです｡思い切って切るかもしくは３連系の押えと思ってます｡