神戸新聞杯の検証

【レースの傾向】
阪神2400ｍのコースの特徴なんでしょうか？とにかく上り3Fの時計が速いです｡特に2010､2011年はﾗｽﾄ2F目に10.6秒を記録しています｡
流れは､前半6Fまではゆる〜く流れて残り6F辺りから徐々に加速｡ﾗｽﾄ3Fで一気に加速して最後は坂のせいもあって失速しながらゴールと言った感じでしょうか｡
こんな感じの流れを前提にした場合に注目したいレースは以下のレースです｡
・共同通信杯
前後半4Fで後半が4.4秒も速く､ﾗｽﾄ3Fが10.9 - 11.0 - 11.7 とレースの質が本レースとあっていそうです｡
・毎日杯
ﾗｽﾄ5Fから加速が始まりﾗｽﾄ2Fからの急加速｡共同通信杯と同様にレースの質があいそうですし､同じ阪神外廻りの部分からも適正はありそうです｡
勝ったヒストリカルはその前のきさらぎ賞で世代随一の追込馬ワールドエースの上りを上回っています｡
・玄海特別
小倉特有の緩みのない流れで､前後半で前半が速くなる前傾ラップのレースなのですが､スタートして4Fから12秒前半のラップが5個続いてﾗｽﾄ2Fで一気に加速｡
そして最後も垂れることなくそのままフィニッシュした部分に注目してみました｡

そして､注目レースで上位だった馬が
・共同通信杯
　ゴールドシップ…1着
・毎日杯
　ヒストリカル…1着
　マウントシャスタ…2着
・玄海特別
　カポーティスター…2着

【血統面】
阪神の2400ｍになってから今年で6回目とあって､血統面での傾向はあまり見られない中で注目したのは､
2007､2008年では1/3しか馬券に絡まなかったＳＳの血が､2009年から急激に増えた事､それとNorthern Dancer ＆ノーザンテーストの血脈の傾向があまり無くむしろ
ゼダーン系､特にトニービンの血が過去馬券対象馬15頭中5頭絡んでいる所が気になりました｡
昨今のレースでは､ＳＳ系が大半を占める為､この部分はあまり強調材料にはなりませんが､穴馬を探す上では今回はトニービンの血がpointになるかも知れません｡
今年のメンバーでトニービンの血を持つのは
　エーシングングン
　カポーティスター
　ロードアクレイム
この3頭です｡

オールカマーと神戸新聞杯の予想は､夜にでもアップしたいと思ってます｡