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2012/11/20 15:24
本気で【JAPAN CUP】を予想してみた。 PART2-1
JCの本気予想、Part2の今回は展開面からの傾向を検証してみたいと思います。
まずは、過去10年間の脚質データです。
逃げ 【 1・ 0・ 0・ 8】
先行 【 1・ 5・ 3・29】
差し 【 7・ 2・ 4・49】
追込 【 0・ 2・ 2・37】
圧倒的に差し馬有利、次いで先行馬が馬券と検討対象と言えそうです。
ちなみに、逃げて勝った馬は2003年重馬場開催でのタップダンスシチーのみとなっています。
さらに、掘り下げて展開と時計との関係を検証してみます。
<前後半6Fで前傾の流れの場合>(2004、2005年)
【2004年の場合】 前半6F 71.4 後半6F 72.8
前走スワンSをステップに出走したマグナーテンが逃げ、番手にコスモバルクがついて前半1000mを59.4秒で引っ張り、
道中緩みのラップが少ない展開。
これはコスモバルクが得意とする流れで、後続に道中脚を使わせて自分が前で行って残るといった展開でした。
結果は、中段前目にポジションを取ったゼンノロブロイが勝ち、番手でレースを作ったコスモバルクは2着、後続で自分の競馬に徹したデルタブルースが3着となりました。
1着 ゼンノロブロイ・・・7−7−7−6
2着 コズモバルク・・・2−2−2−2
3着 デルタブルース・・・10−9−9−11
【2005年の場合】 前半6F 70.2 後半6F 71.9
タップダンスシチーが前半1000mを58.3秒で飛ばした為後ろからの差し馬が差し切った流れ。
今年の安田記念がレコード決着になったパターンと似ている気がします。
道中のレースラップが11秒台を連発、最後も2Fで12.0-12.4と垂れていった展開で後方で脚を溜める事が出来た馬が直線強襲。
先行馬が垂れて総崩れの結果の様に感じます。
1着 アルカセット・・・13−12−9−9
2着 ハーツクライ・・・16−16−15−13
3着 ゼンノロブロイ・・・12−13−13−13
<前後半6Fの差が無く一貫した流れの場合>(2009年)
前後半の時計差が無く、大きな緩みらしい部分が見当たらない一貫した流れの底力勝負の為、先行組はウオッカを除き総崩れしたレースに感じました。
レースタップ
12.7 - 10.5 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 11.4 - 11.4 - 12.3
1着 ウオッカ・・・4−3−4−5
2着 オーケンブルースリ・・・16−16−15−17
3着 レッドディザイア・・・9−10−11−11
先行した馬
エイシンデピュティ・・・6着
リーチザクラウン・・・9着
アサクサキングス・・・16着
ヤマニンキングリー・・・17着
<前後半6Fで後傾の流れの場合>(2000、2006、2007、2008、2011年)
基本的には、4コーナーでの位置取が7番手くらいになっていないと馬券の対象にはなりにくいと言えます。
追込み馬のディープインパクトでさえ、11−11−11−7と4コーナーでは突き抜ける為の位置取りをしています。
後方から直線一気で勝った馬がいないことから、4コーナー出口までには自分のポジションを確保できる自在性が必要と言えそうです。
又、馬券の対象となった馬の殆どが上り3Fで上位3位までの時計を出している事から、前走での上り3Fの時計が上位にある事が必要走です。
PART2−2に続きます…