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2012/12/16 17:38
本気で【有馬記念】を予想してみた… Part2-1
今日は朝日杯FSの3連単を的中して、来週の有馬記念への弾みも付きました。ヾ(=^▽^=)ノ
勢いが途切れない様に、有馬記念の予想も気を引き締めて行きたいと思います。
Part2の今回はステップレースの検証に付いてです。
有馬記念においての基本的なステップレースは、4歳以上の古馬なら概ねジャパンカップか天皇賞(秋)からの直行組の2つの路線に分かれます。
意表を突いたローテーションとしては、マイルCS組か直前のG2、G3経由と云う路線もありますが、こちらはどちらかと言えば、2着、3着止まりの結果となっています。
逆に言えばこのタイプで人気が過剰と思われる馬は疑ってかかるくらいが良さそうですね。
また、3歳で有馬記念に出走してくる場合、勝ち馬になるには牡馬なら菊花賞をステップは必須条件となります。
<ジャパンカップ組の傾向>
過去12年の有馬記念で馬券に絡んだ馬が、前走ジャパンカップ組だったのは延べ17頭いますが、
ジャパンカップで好成績だった馬はもとより、2桁着順だった馬の好走も目立ちます。
では、過去12年で実際前走ジャパンカップで好走した馬の成績が有馬記念ではどの様なものであったか?という部分を見ると…
・JC1〜3着になって、有馬記念でも馬券に絡んだ馬…9頭(9/17)
・JC1着で有馬記念も勝った馬…3頭(2000年テイエムオペラオー、
2004年ゼンノロブロイ、2006年ディープインパクト)
・JC3着から馬券になった馬はシンボリクリスエスのみ(2002、2003年)
さらに、前々走で天皇賞(秋)からジャパンカップを経由してきた馬に絞ってみると…
・JC1〜3着かつ、天皇賞(秋)1〜3着になって、有馬記念でも馬券に絡んだ馬…6頭 (6/17)
(2005年のハーツクライは、天皇賞(秋)は6着)
・天皇賞(秋)、JC1着で有馬記念も勝った馬…3頭
(2000年テイエムオペラオー、2004年ゼンノロブロイ)
・天皇賞(秋)1着、JC1〜3着から馬券になった馬…(2000年メイショウドトウ、
2002、2003年シンボリクリスエス、2010年ブエナビスタ)
基本的に天皇賞(秋)で好走し、かつJCも好走した馬の有馬記念での成績は概ね馬券になっていると考えて良さそうです。
そして、ジャパンカップで4着以下だった馬で馬券に絡んだ馬については、春競馬の重賞(特に中山で行われるAJCC、中山記念)で連対実績のある馬が紐で穴を開ける傾向が見られます。
また、天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念と基本的なローテーションとは別にした変則タイプからの傾向を見ると
・2010年 ヴィクトワールピサ
JC(3着)←凱旋門賞(7着)←ニエル賞(4着)
春に皐月賞を勝ち、日本ダービーも3着
・2006年 ディープインパクト
JC(1着)←凱旋門賞(3着入線失格)←宝塚記念(1着)
前年2着、当年も天皇賞(春)、宝塚記念を1着
・2001年 アメリカンボス
JC(10着)←JBCクラッシック(11着入)←毎日王冠(8着)
当年頭のAJCC、中山記念を1着
・2001年 トゥザビクトリー
春にドバイWCで2着、前走のエリザベス女王杯で1着と実績は十分あった
この様に見ると、ジャパンカップ組からは上位人気は安定していると共に、人気薄でも春の実績で人気の盲点になる馬が隠れている事がよくある様に見受けられます。
Part2-2に続きます…