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2012/12/17 23:02

本気で【有馬記念】を予想してみた… Part3-1

Part3の今回は、レースラップからレースの流れの検証をしてみたいと思います。

<コースの特徴>
緩い下り傾斜の外回り3コーナーからスタート。
最初の4コーナーまでの直線距離は192m。
ペースは遅いのでそれほど先行争いで窮屈になることもない。
6つコーナーを回るコースである以上、脚質に関係なくできるだけ内を回った方が有利。
最初の4コーナーはだいたい1〜2列で回るが、スタンド前の上り坂でペースが落ち、
1〜2コーナーで馬群が膨らむことが多い。

4コーナーのコーナリングで大きく振られるのを避けようと後続馬がマクリ気味に差を
つめ、上級条件だと向正面中間の残り1000mからペースアップする。
3〜4コーナーまでの位置取り争いが実質的な勝負どころで、ラップも一番速くなる。

ゴール前直線が短いため典型的な後方一気はほとんどない。
中山コースらしく、先行ちょい差しがこのコースのデフォルト
(競馬ラボより引用)

<レースの傾向>
コースの特徴にもある様に、向正面中間から一気にレースが動き出すのが例年の特徴です。
ただまれに、1〜2コーナーにある坂のてっぺんからレースが流れて人気馬の末脚が届かずみたいな場合もあったりとトリッキーなコースと言われるだけあって、展開のパターンも一筋縄にはならない事もしばしばあるみたいです。

レースラップは様々な傾向はあれど、基本的には前半が緩く後半で一気に加速して早くなる後傾が多く見られます。
過去12年の中で、前半が速くなったのは2003、2006、2009年の3回です。
この3回での特徴は、スタートしてから4.5F迄のラップで12秒台に入る事無く、その後の一息入れる部分が2Fと少ないので、先行勢が徐々に脱落してくる展開になってしまった感じに思えます。
また、オルフェーヴルが勝ち、エイシンフラッシュが2着となった昨年に関しては、スタートから4.5F〜7.5Fのラップが
 13.1 - 14.4 - 14.3 - 13.0
と極端に緩む部分があり、実質ラスト5Fの競馬であった為に、例年とは異なった異例の展開であったのではないでしょうか?
(前半が超スローと言われる2010年のダービーを一瞬の末脚で差し切ったエイシンフラッシュには絶好の展開だった?)

この様な傾向の中で、過去12年のレースラップタイムをグループ化をすると、
大きくみて3パターンのグループに分かれる事が見られます。
(但し、稍重開催の2002、2007年を除きます)
・パターン1 (2000、2004、2005、2009年)
 スタートして100mからの4F毎のラップで中間4F(ラスト8F〜5F)の時計が50.0秒を切る流れ
・パターン2 (2003、2006、2008、2010年)
 スタートして100mからの4F毎のラップで中間4F(ラスト8F〜5F)の時計が50.0〜51.0秒未満の流れ
・パターン3 (2001、2011年)
 スタートして100mからの4F毎のラップで中間4F(ラスト8F〜5F)の時計が51.0秒以上の流れ

今年の登録馬の中から、果敢に逃げを打つと思える馬は見当たらず、枠順次第ではありますが
 アルゼンチン共和国杯で先行して押し切ったルルーシュ
 JCで逃げる羽目になったビートブラック
 京都記念で先行して勝ったトレイルブレイザー
この辺りがレースの主導権を取ると考えられます。
何れの馬がハナに立つとしても、想定されるペースは、決してハイペースとは考えられず、
1000m通過は恐らく60.5〜61.5秒辺りではないでしょうか?

そう考えた場合、今年の展開は、先のラップのグループ化のパターン2になると想定出来そうです。

Part3-2に続く・・・

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