本気で【有馬記念】を予想してみた…　Part３-２

昨日のレースの時計の検証が､なんか中途半端なので､もう少し突っ込んで検証してみたいと思います｡

昨日はレースラップを3つのパターンに分けて､今年に該当しそうなパターンを選択するところ迄､検証しました｡

今日は､さらに今年の登録馬の中から昨日選択したパターンに合いそうな馬を検証してみたいと思います｡

【ジャパンカップ組】
今年ＪＣからの参戦は…
　ルーラーシップ　　… 3着　0.4秒差
　ダークシャドウ　　… 4着　0.4秒差
　ビートブラック　　… 7着　0.9秒差
　エイシンフラッシュ… 9着　1.0秒差
　オウケンブルースリ…14着　1.8秒差
　メイショウカンパク…15着　1.9秒差
　ローズキングダム　…16着　2.3秒差
人気になるであろう上位の2頭は､最後の直線だけで上がってきて0.4秒差でした｡
上り3Fもルーラーシップが32.7秒､ダークシャドウが32.8秒で両馬とも切れる脚を持ったタイプであるのは明白です｡
…ですが､このタイプだと中山の2500ｍのコースでは適応するとは思えません｡
ＪＣのレースラップが…
　48.1 - 48.4 - 46.6
と前4Fと中4Fで0.3秒しか差が無かった事から見れば､前半で息の入りにくかった流れで先行馬が脱落した所を脚を溜めた後続が前を飲み込むと言った感じの展開だったと思います｡
したがって､ＪＣ組から人気となりそうな上位の2頭についてはむしろ追い込んで届かずの場合も考慮した馬券戦略が必要と考えます｡そして､上手く前に馬を置ければの条件が付きますがビートブラックはＪＣ組では展開が向きそうなのでは…？とも思えます｡

【天皇賞（秋）組】
今年天皇賞から有馬記念に直行してくるのは､ナカヤマナイト唯1頭です｡
前走の天皇賞（秋）では9着でしたがシルポートが暴走気味に飛ばして5F通過が57.3秒の流れを追走して､上り3Fは33.5秒で2位の時計ですから決して悲観する内容では無いと思えます｡
中山成績が【3･2･0･0】である事から中山コースでのレースラップへの適応は高いと考えますが､中山2500ｍの経験が無いのでその部分が懸念材料として残ります｡

【菊花賞組】
今年このローテで挑む3歳馬は2頭｡
2冠馬のゴールドシップと前走菊花賞2着のスカイディグニティです｡
前走の菊花賞で1000ｍ毎のラップが…
　60.9 - 61.2 - 60.8
と比較的道中の緩みが小さい展開を3コーナーからのロングスパートで勝ったゴールドシップと勝ち馬をマークして2着に来たスカイディグニティはかなり今回想定したレースラップへの対応力が高いと考えます｡
ちなみに､昨年の菊花賞のレースラップが､
　60.6 - 62.1 - 60.1
ですから､今年の上位2頭も十分勝負になると考えます｡

Part３-３に続きます…