ＮＨＫマイルＣの検証

例年前傾ラップの展開となりスピードの持続性+スタミナが要求されるレースですね｡
(昨年は稀にみる後傾ラップでしたが･･･)

いくつかの参考レースから､レースの展開を整理してみます｡
【参考レース】
朝日杯ＦＳ（中山1600ｍ）
　前半4F　　　45.5秒
　1000ｍ通過　57.3秒
　ﾗｽﾄ 4F　　　48.0秒
　上り3F　　　36.1秒
Ｇ1レースらしく前半からかなりのハイペースです｡
勝ったロゴタイプはその後の皐月賞も勝っていますので､スピードの持続力とスタミナがかなり要求された内容と言っても良さそうな内容です｡
このレースを出遅れて道中のポジションを上げながら3着に来たゴットフリートは､その後の共同通信杯を2着に来ているので
現時点では高いレベルでのスピードの持続性を保有していると言えそうです｡

ＮＺＴ（中山1600ｍ）
　前半4F　　　47.8秒
　1000ｍ通過　60.0秒
　ﾗｽﾄ 4F　　　47.0秒
　上り3F　　　34.8秒
前半がかなり緩い流れからの上り勝負の展開です｡
レースの評価から言えば決して今回のＮＨＫマイルに直結する内容とは言えなさそうです｡
このレースで好走した馬で人気になっている馬には要注意が必要かも…

毎日杯（阪神1800ｍ）
　前半4F　　　46.6秒
　1000ｍ通過　58.6秒
　ﾗｽﾄ 4F　　　47.6秒
　上り3F　　　35.8秒
このレースを勝ったキズナは､今日の京都新聞杯を後方一気を決めて勝ちました｡
レースの内容は前半が速い前傾の流れで､好位追走から一旦先頭の2着になったガイヤースヴェルトのスピードの持続性は高そうです｡

シンザン記念（京都1600ｍ）
　前半4F　　　46.6秒
　1000ｍ通過　58.6秒
　ﾗｽﾄ 4F　　　47.7秒
　上り3F　　　35.7秒
コース内側有利の展開の利もありましたが､前半から速い流れの展開でした｡
逃げ切ったエーシントップはその前の朝日杯ＦＳで速い流れを経験した事で走りの幅が付いて来た感じにも見れます｡

他ではアーリントンＣ､共同通信杯とありますが､この2レースは共に前半が緩く後半が速い展開の為､今回のＮＨＫマイルではあまり参考にならないと思ったので端折ります｡

ここまでで､参考レースの実績から有力候補となるのが…
　ゴットフリート
　ガイヤースヴェルト
　エーシントップ
穴っぽい所で…（根拠の後の予想で挙げます）
　マイネルホウオウ
　インパルスヒーロー
　ストーミングスター
この6頭が馬券の候補となりそうです｡