厳選の穴鞍　京王杯ＳＣ

2000年以降1番人気が3着2回と1番人気の信用が置けないレースです｡

1400ｍの短距離の割りにレースラップは後半の方が速い後傾の展開が多く､直線で後方から一気に上がってくる差し･追込タイプの馬に勝ち鞍が多く､馬券的には前に行った馬は余程展開に恵まれるか高い先行力が問われ､差し･追込は常に上り3Fで上位に来るタイプがポイントとなりそうです｡

【レース展開の展望】
ハナを主張したいタイプがシルポート､タイキパーシヴァル､パドトロワの3頭と揃った為､例年よりは前半が速くなると思います｡その為､この3頭は最後の直線では共にガス欠の可能性が考えられるので､むしろ前で競馬を進めるタイプではトウケイヘイロー､テイエムオオタカ､ガルボ辺りに有利に働きそうです｡

4角回って後続が一気に上がってくる中､先にサダムパテックが動き出すのを待ってダイワマッジョーレを筆頭とした後続が上がって来てゴール前は混戦状態といった展開でしょうか…

◎　サンカルロ
データ的には7歳馬で7番人気以下は買える条件では無いのですが､今回は人気馬が前目の位置取りなら今回は展開の利が見込めそうに思います｡

○　ガルボ
好きな馬だから(笑)
･･･というのは冗談で､今回ハナ主張が多いので前目で展開が有利に働きそう｡血統面でも直近のこのレースで馬券圏内2度に来ているマンハッタンカフェ産駒なのも頼もしい限り｡

▲　テイエムオオタカ
馬場が渋ってレースのラップが前後半緩みの少ない展開になった場合に目がありそう｡
最近は､無理にハナに立たなくても結果が出てきて脚質に幅が出始めている面もいい傾向と思います｡

△1 トウケイヘイロー
距離実績､勢いから軽視は出来ず｡
血統面では､父ゴールドヘイローがサンデーサイレンス×Mr. Prospector系の部分があまりいい感じには思えないのがマイナス材料か･･･

△2 ダイワマッジョーレ
初の1400ｍがやはり気になる部分です｡
上り3Fのスピードはいい物を持っているのであっさり勝たれても驚けないのですが､負けた時の理由がハッキリしているので人気程信用は出来ないと思います｡

以上､京王杯ＳＣの予想でした｡