大和撫子　七変化♪　オークス予想

例年のレースラップに､これと云った特徴があまりなく毎年予想が難解なレースとなっています｡

今年は週中で､クロフネサプライズの武豊騎手が早々と逃げ宣言ともとれる発言もあり､展開予想はこの馬を中心に考えて良いといえそうです｡

【レース展開】
先にも書いた様に､クロフネサプライズが逃げ又は番手を取りに行った場合枠順の関係から恐らくレース前半の平均ペース（60.5〜61.0秒）程度の流れになると想定出来そうです｡
この流れになった場合､阪神ＪＦ､桜花賞を参考とする限り前後半で大きな時計差の出ない厳しい流れいなると思われます｡

逆にクロフネサプライズが逃げ又は番手を取りに行けなかった場合は前半のレースラップは緩く､終い３Fでの上り勝負になる可能性がありそうです｡

【血統背景】
馬場情報からは今週も芝刈りが行われており､スピードの持続性を持った手先の軽いタイプが良さそうに思われます｡
過去の血統背景の傾向から見ると､一介のスピードタイプよりもDanzig､Nijinsky､Nureyev､Lyphardと言ったスピードとパワーを兼ね備えたNorthern Dancer系を持った馬や一瞬の切れを発揮するMr. Prospector系の血を持った馬の好走が目に付きます｡
また､以外な所ではクロフネ産駒に見られるDeputy Minister系の好走も目に付きます｡

これらをまとめて見ると…
＜馬券に絡みそうな候補＞
メイショウマンボ
前走は大外枠が影響してしまったのか､上手く流れに乗れず末脚不発の感じがします｡
今回は内枠と引き当てていい感じで末脚爆発となる気がします｡
距離の適性については､血統背景が
（ＳＳ×Mr.Prospector×Nijinsky）×（Roberto×Mr.Prospector×Nijinsky）
とスピードとパワーの両立が見られ､今回のメンバーでは一番面白い配合と思います｡
勝つ時は上り3Fの一番時計で勝つと言った内容も父スズカマンボそっくりです｡

ローブティサージュ
まず取り上げたいのは､阪神ＪＦの内容が秀逸である事です｡
レースラップが…
　12.4 - 10.5 - 11.2 - 11.8 - 11.9 - 12.2 - 11.5 - 12.7
前半4F　45.9秒−後半4F　48.3秒、前半3F　34.1秒−後半4F　36.4秒
前半は桜花賞より1秒程速く､後半は桜花賞と同程度の上りと今回のメンバーでは一番厳しい流れを勝ちあがっています｡

クロフネサプライズ
先のローブティサージュ同様に阪神ＪＦを番手で粘って2着した点と評価します｡
桜花賞ではハナにこだわったが為に惜しい4着でしたが､速い馬がハナを主張しても番手で気分良く周れればチャンスはあると思います｡

他にもまだ候補はいますが､今回馬券に組み込んで買いたいのは､この3頭です｡