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2013/06/19 23:29
本気度120%!? 【宝塚記念】予想・・・その4
今日は3強の内のステイゴールド産駒2頭についてです。
<ゴールドシップ>
昨年の有馬記念勝った時点ではオルフェーヴルの次世代を担う馬として注目されました。
では、その有馬記念のメンバー構成はどうだったでしょう?
2着 オーシャンブルー → 前走が金鯱賞(G2)が重賞初勝利
3着 ルーラーシップ → 国内G1未勝利、G1連対実績あり
4着 エイシンフラッシュ → 前年のダービー馬で当年の天皇賞(秋)勝利(当日乗り替り)
5着 スカイディグニティ → 同年菊花賞2着馬
上位5着まで見ても、G1タイトルを持った馬はエイシンフラッシュのみ。
春にG1を獲った馬も着外に沈んでいるレース結果となっています。
決して弱いメンバーとは言いませんが、やはり強いG1級相手か?と言われたら些か疑問符が付いてしまいます。
確かにルーラーシップ、エイシンフラッシュ辺りはG1の常連ですが、この2頭を除けばG2クラスで勝ち負けのレベルではないでしょうか?
血統背景について考察してみます。
ドリームジャーニー、オルフェーヴルの出現によって言われる様になった、
ステイゴールド×メジロマックイーンの黄金配合ですが、私の見解では必ずしも黄金配合と言われるとは思っていません。
確かに、ステイゴールド×メジロマックイーンの組合せは悪い訳では無く、むしろ良い相性であることは間違い無いと思いますが、さらに大事なのは牝系にあると思います。
ステイゴールド自身はサンデーサイレンスの瞬発力とサッカーボーイ(ディクタス(Fine Top系)×ノーザンテースト)のロングスパート型を合わせた配合です。
ゴールドシップはそこにスピードとパワーで押切るタイプのメジロマックイーン(HEROD系)を母父に掛けた事でさらにバテ難いタイプになっていると推測出来そうです。
しかし、ドリームジャーニー、オルフェーヴルと異なり母母のパストラリズムの父プルラリズム産駒の特徴が瞬発力に欠けるマイラー型の為、ドリームジャーニー、オルフェーヴルと比べてやや決めてに欠けた感じになっていると思います。
その為かレースでは、他馬よりも早めに仕掛ける超ロングスパートが合うようになったのかも知れません。
では、ゴールドシップ自身は阪神の内廻り2200mのレースへの適正はあるのでしょうか?
まずは宝塚記念と同様に前傾ラップとなった日本ダービーです。
【日本ダービーのレースラップ】
12.8 - 10.8 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 12.2 - 12.4 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 12.4
前半5F 59.1秒 後半5F 60.8秒 前後半の差 △1.7秒
レース時計がダービーより速かったオークスがほぼ一貫した速い流れであったのに対し、こちらは道中の緩急がやや大きい様に思います。
この時はゼロス、トーセンホマレボシの2頭が序盤からレースを激しく引っ張りトーセンホマレボシが3着に残るといった終盤はかなり我慢比べの要素が強いレースだったと思います。
ダービーの時のゴールドシップの位置取は13-13-11-10で直前に1番人気のワールドエースがいました。恐らくこの時は1番人気をマークするつもりもあったと思いますが、血統背景から見る限りマークするより自分から動いた方が良かったのかもしれません。
次に前走の【天皇賞(春)】です。
13.0 - 11.9 - 11.6 - 11.4 - 11.5 - 11.6 - 11.7 - 12.5 - 12.1 - 12.4 - 12.5 - 12.8 - 12.9 - 11.9 - 11.8 - 12.6
4Fごとのラップ
47.9 - 47.3 - 49.8 - 49.5
こちらのレースラップは大きく見ると、前半8Fが速く、次の4Fで緩みながら最後の4Fで加速して押切るという感じに見れます。
ダービーの4Fごとのラップが 47.3 -48.1 - 48.4 ですから結構内容としては似ていると思います。
宝塚記念の平均的な流れが 47.2 - 36.9 - 48.2 (4F - 3F - 4F)ですから、負けたダービー、天皇賞(春)の時とよく似ていると思います。
血統的には阪神コースの合うステイゴールド産駒ではありますが、レースの流れが負けた時の流れに近いのは気になる所です。
その5に続きます。
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ひろみっちゃんさん
カピバラさん
こんばんは!
先程カピバラさんの宝塚記念の展望を改めて拝見してきました。
ゴールドシップについて同じ様な見解でしたので、些かホッとしてます(笑)
今回はシルポートがいるので、序盤は昨年の天皇賞(秋)の様な展開になるのでは?と思っています。 -
カピバラさん
こんにちは。
ゴールドシップは端的に言うと、「隙の無いラップ」に弱い感じですね。
前で引っ張る馬がいて、尚且つ先行勢が前を無視せず追走するようなレースになると、先行勢はタイムアタックのようなレース運びとなりますから、絶対的に位置が後ろになるゴールドシップには厳しくなります。
シルポートのペースが厄介そうです。 -
ひろみっちゃんさん
umaumachaさん
こんにちは!
ゴールドシップがハデに負けたのがダービーと天皇賞(春)なので、
コースのバイアスが全然違う事から一概には言えないとは思いますが、
判断基準の一つにはなるのではないでしょうか?
僕が大阪行ったら、きっとピーカンですよ(笑)
きっとゴールドシップを応援する方々を敵に廻しちゃいますね僕・・・(笑) -
こんにちは!
わがゴールドシップ…
ラップ的には苦手の部類かも
しれないとは…ショックっす(−_−;)
大阪は今日も一日雨のようで、
どうせなら、このままずっと
日曜まで降り続いて欲しいもんです(; ̄O ̄)