本気度120%！？　【宝塚記念】予想･･･その6（寝落ち後の後半2)

＜ゴールドシップ＞
今回の予想その4でも書きましたが､この馬は明らかに切れる脚は無いと思います｡
同じ様な仕掛けポイントで仕掛けた場合では間違いなく切れ負けします｡例えるならば大型ダンプとスポーツカーみたいな感じです｡
大型ダンプは速度がある程度乗っかるまでは時間と距離を要しますがトップスピードに入ってしまえばその勢いを持続出来ます｡
一方スポーツカーはトップスピードに行くまでの距離・時間は短く瞬時に加速していけます｡
この例えから言えば､ゴールドシップは大型ダンプに分類されると言えるでしょう｡ですから勝つ為には他馬より早い仕掛けが必要となり菊花賞や有馬記念の様な5Ｆ以上のスパートになってしまうと思います｡
前走は調教最終追切がいつもの坂路から芝コースにした部分が嫌な感じでしたが､今回の最終追切はいつもの坂路に戻してきました｡
馬なりとは言え併せ馬で楽に終いが伸びている所から仕上がりについては良いようです｡


＜ジェンティルドンナ＞
今回のメンバーで判断が一番難しいのがこの馬ではないでしょうか？

理由その1･･･ジャパンＣは本当に強かったのか？
ジャパンＣでは斤量53ｷﾛ､インコース有利のバイアスを先行出来たが､レースラップは前半の緩い後傾ラップでした｡
そのため序盤・中盤で上手く脚を溜める事が出来る展開になりディープインパクト産駒特有の切れ味が発揮できました｡
理由その2･･･直線の短い内回りコースは大丈夫か？
阪神では外回りコースの経験しかありません｡基本内回りは逃げ・先行有利なのですが､差し･追込みタイプは早くから捲って来るロングスパートの展開になりやすいです｡
どちらかと言えば末脚のキレを生かすタイプなだけに､ギリギリ前を捉えられない事もあるかも知れません｡
理由その3･･･岩田騎手のモンキーアタックでいい加減降着？(笑)
私､個人的には岩田騎手が余り好きではありません｡ダービージョッキーになってからちょっと調子に乗ってないかい？と云う印象です｡
そして､昨年のＮＨＫマイルとジャパンＣ､今年の安田記念と府中の直線で何度もヨレまくり｡乗り方が強引なのとラフ騎乗は全然別物です｡

馬自身の実績､強さは十二分に認めますし調教内容も昨年のジャパンＣと比べても遜色ないのであっさり･･･もありますが馬券的には買い難いですね｡


以上､各馬に対しての私の見立てでした｡

予想としては…
◎　フェノーメノ
勢い､昨年からの成長度合いは間違いなく一番だと思います｡
不安な点は､過去10年3枠3番の成績が思わしくない事（早い話､勝ち馬がいない）事と､ヤネの蛯名騎手がここではイマイチな所でしょうか？
ちなみにこの仔､私が競馬場に応援に行った時は全勝してます（2回だけですけど･･･)､しかも紐には人気薄を引き連れてです(笑)

○　ナカヤマナイト
ローテ､実績ではマイナス要因が多いですが､ステイゴールド隠し球として期待したいですね｡

▲　トーセンラー
こちらはユタカマジックに期待です｡
天皇賞（春）でのロングスパートがここでも使えれば上位に食い込む余地はありろ思います｡

△　ジェンティルドンナ
一応オルフェーヴルに勝っている点は評価します｡
でも､あんまり食指はそそられません…(T-T)

穴　ダノンバラード
各馬の評価でも書きましたが､末脚が嵌ったらこの馬も三強崩しの一角です｡

注　ゴールドシップ
馬券的に難しい馬です｡大型ダンプの走りが決まり易いコースはあっていると思いますが強気には推せません｡
ギリギリまで迷ってみようと思います｡