札幌記念と北九州記念の予想

【札幌記念】
スピードとスタミナの持続性を求められるコースです｡
血統背景的には､ヨーロッパ系の配合･血筋が向いていると思われます｡特に例年の函館記念にはNijinskyの配合された馬の複勝率は高く見られます｡
＜スピード+スタミナ持続型＞
　Nijinsky系、Sadler's Wells系、Hyperion系
また､同コース同距離の函館記念の傾向から内的精神力と粘りを生かしてスピードを持続させる「粘り型」のノーザンテーストの配合されたタイプが多く見られます｡

◎　ロゴタイプ
父ローエングリンがSadler's Wells系である事､皐月賞のレースラップが当レースとリンクする事､そして斤量が前走から3ｷﾛ減と適性条件が一番揃ったと思います｡減点材料を上げれば鞍上の函館2000ｍの成績が【0･0･0･14】な事ですね｡
一誠君､頼むから余計な事はしないで下さい(笑)

○　トウケイヘイロー
前走の勝ち方が鮮やか過ぎた感じもしますが､前走の函館記念のレースラップは秀逸です｡
血統背景も牝系にノーザンテーストが配合されており､あっさり前走の再現もありそうです｡

▲　アイムユアーズ
Sadler's Wellsが31.25%（2×4）とかなり近親交配の部分はありますが､函館成績【2･1･1･0】は評価できます｡
調教内容も併走馬をあっさりちぎったので､もっか絶好調と言えそうです｡

△1 トーセンジョーダン
長いこと爪の不安で復帰に時間が掛かりましたが､ポテンシャルは一番です｡
馬体重が気になる所ではありますが､お気に入り馬でもあるので頑張って欲しいと思います｡

△2 アスカクリチャン
今回メンバーで唯一のNijinsky配合です｡前走から斤量が1ｷﾛ増の部分が減点材料ですが､復活の気配が前走で伺えた部分は評価します｡

穴　ラブイズブーシェ
母父にHEROD系のメジロマックイーンがいる事､上り馬で現在函館で2連勝している事で一発やらかすならこの馬か…

レインボーダリアは馬場次第では△2のアスカクリチャンと入れ替える可能性ありとさせて下さい(笑)

【北九州記念】
テンの2Ｆ､3Ｆ目の10秒台のラップに対応出来る差し馬を中心に見ます｡
血統背景では牝系にMr. Prospectorが12.50%の馬が多い｡
又高速馬場と得意とするDeputy Minister系の馬が穴として目に付きます｡

◎　バーバラ
前走から斤量2ｷﾛ減､前走の時計が昨年の当レースと同時計と時計の裏付もあり｡さらにMr. Prospectorが牝系に12.50%で当レースの傾向に嵌ってます｡

○　ニンジャ
前走走破時計がオープン級の1分6秒9+前走から斤量4ｷﾛ減なら狙いは立ちます｡
血統背景にDeputy Minister系と同系のDanzigが入っている点からもレースへに対応は充分可能と見ます｡

▲　ザッハトルテ
まず父クロフネがDeputy Minister系である事に注目しました｡
距離が1Ｆ足らない気もしますが､斤量52ｷﾛの部分に期待してみたいと思います｡

△1 ツルマルレオン
1600万条件時の北九州短距離Ｓの勝ち方から､当レースでの適性はあると思います｡
Mr. Prospectorが牝系に12.50%配合されている所からも狙いは充分立ちます｡

△2 スギノエンデバー
57ｷﾛの斤量はマイナス材料ですが､当レースとの相性が一番よいサクラバクシンオー産駒であることから切るに切れません｡

穴　ハノハノ
中山での船橋Ｓのレースラップがリンクしそうです｡
小倉成績も【4･0･0･8】で全5勝の内4勝が小倉ですから､小倉巧者と見ることも出来そうです｡

印はここまでとしますが､難解なハンデ戦のなので馬券的には以下の馬にも注目･検討したいと思います｡
　キョウワマグナム…小倉5勝の小倉巧者
　ローガンサファイア…コーシローで50ｷﾛの軽量はどうだろう？
　カラフルデイズ…内枠のフジキセキ産駒はおっかない
　マイネルエテルネル…小倉で成績が出せていない大知君でどうか？

う〜ん…買い目が多すぎだ！もっと絞らないとダメですね(笑)

以上､札幌記念と北九州記念の予想でした｡