崖っぷち馬券師のＮＨＫマイルＣ予想

今年のＮＨＫマイルＣはミッキーアイルの1強ムードみたいになっていますが､本当にそうなのでしょうか？
例年2桁人気の馬が馬券圏内に激走して､波乱の多い当レース｡
私なりに検証してみます｡

まずレース展開は大方の予想通りに1番人気のミッキーアイルが
ハナとなる公算が高いと思われますが､その後のペースは
どうなるでしょう？
考えられる展開は概ね3パターン｡
1.ミッキーアイルが楽にハナに立てれば､道中は恐らく平均ラップからの前後半であまり差のでない前有利の流れ｡

2.前半の半マイルで絡んで行く馬がいれば前半が1.5秒以上速くなる前傾ラップの流れ｡

3.同じ前傾ラップの流れでも､ミッキーアイルよりスタートの良い馬の台頭により､
ミッキーアイルがテンの3Ｆで交わしに行った時による前傾ラップの流れ｡
（この場合だとかなり前半は速くなりそうです｡）

どう転んでも､ミッキーアイルの動向一つとなりそうです｡

＜パターン1の場合＞
これはミッキーアイルが勝つ可能性の1番高い流れと言えそうです｡
もともと､平均的な流れから最後に加速の余力を持ち合わせているタイプですから､
ミッキーアイルより後の馬は着拾いに徹した乗り方を余儀なくされれしまいます｡
･･･がＧ1で果して周囲がそんな着拾いの乗り方をするかは些か疑問があります｡

＜パターン2の場合＞
これもそこまでミッキーアイル潰しに徹する馬がいるか？と考えたらやはり疑問符をつけざるを得ない感じもします｡
ただ､ダンツキャンサー､ベルルミエール､ホウライアキコ辺りがマークする事によってミッキーアイルのペースがオーバーペース気味になる可能性はあると思います｡

＜バターン3の場合＞
これは2枠3番のダンツキャンサーの方がスタートが良かった場合に起こりそうなパターンです｡
ダンツキャンサーは前走マーガレットＳでテン3Ｆが34.4秒のスタートを決めています｡
対してミッキーアイルの近2走のテン3Ｆはいずれも35秒台｡
枠順を加味すると､こうなった場合テン3Ｆがもつれて前半が思いの他速い展開になる可能性があると思われます｡
（僕としては､この展開を期待したい所です）

この3パターンから考えると､流石にパターン1は考えにくく､
パターン2､3からの前傾ラップを想定した展開が予想のファクターとして適していると考えます｡

◎　ウインフェニックス
マイル戦以上の距離でも確実に大差なく上位に来ている所､
皐月賞馬のイスラボニータとも僅差の勝負をしている所に注目します｡
血統面も昨年覇者のマイネルホウオウと同じ父の為､速い流れでも対応出来そうです｡

○　エイシンブルズアイ
本命馬同様にマイル以上の距離で実績を出してきている所を評価｡
父方と母方それぞれにRibotを持ち勝負根性はありそうです｡
人気馬を飛ばす事が得意な福永君もこの人気なら気楽に狙ってきそうです(笑)

▲　アドマイヤビジン
クロフネ×キングヘイロー（ＳＳ系）でタフな流れに強そう｡
桜花賞の流れでも着差は0.4秒の6着｡
1､2着した2頭は別格としてもこの着差ならここでは勝負になりそうに思います｡
そして昨年もDeputy Minister×ＳＳで高配当､2007年はフレンチデピュティとキングヘイローの産駒で上位独占で諭吉大量放出でしたから､高配当の影にフレンチデピュティとキングヘイローの産駒ありと言う事で･･･(笑)

△1 ミッキーアイル
実績から言ったら間違いなく上位｡1番人気で1強ムードにも納得しますが､Ｇ1の厳しい流れでこれまで通りの競馬が出来るか？
そんな訳で､押さえの筆頭にしておきます｡

△2 アトム
ローテで順調さを欠きましたが､調教では古馬ＯＰのリヤンドファミユにCWで追走で先着｡
まともならここでも上位人気必至だったと思います｡

人気になっているロサギガンティアですが､
内枠に入ったフジキセキ産駒で買いたい所ではありますが､
ヤネが相談役な事､おそらくＧ1でカズオが府中来場を考えると
プラス材料が無く掲示板止まり…と思いここは断腸の思いで切り…とします｡


以上､ＮＨＫマイルＣの予想でした｡
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