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2012/09/20 00:46
フォワ賞とニエル賞
フォワ賞の方が圧倒的にレベルが高いとか書きましたが冷静に考えるとフォワ賞のペースアップは坂からなんですよね。
それを考えると単純にスパート区間は比べられないのかなーと。
ただ坂といえど最高速に近い負荷がかかってたのは間違いないし、そもそもラスト1000mはほぼ平坦。
個人的にオルフェとMeandreが優れていると感じたのは坂を下り終わってからもう一度反応して加速している点なんですよね。
JoshuaTreeは坂で加速し、前半で蓄えたスタミナをもって一息で逃げ切ろうという、ペースの恩恵を最大に生かしたレースだったと思います。
着差は僅かでしたが上位2頭が底力は抜けているかなと。
ニエル賞のラップ配分は昨年のReliableManとくりそつだったので時計的にはやはり特筆すべきレベルではないかなと思います。
ただレース振りは好みなのでとりあえず仏ダービーのラップを測ってからSaonoisに関する結論をだそうと思います。
この時期の3歳馬で上積みが望めますから、Meandreよりは脅威になりうるとは思うのですが。
あと補足ですが、オルフェーヴルは最後の数完歩は確実に流していますね。
ラスト100mに入ってからじわりとピッチが落ち始め、スミヨン騎手が手綱を緩め始めてからの完歩ピッチは0.45秒前後まで落ちています。
※本当にバテた場合は完歩ピッチはあまり落とさずストライドが短くなる。実際流すまでは0.396→0.410秒/完歩くらいまで落ちていた