60件のひとこと日記があります。
2012/10/06 01:20
カレンブラックヒル
現在カレンブラックヒルのNHKマイルCをさらに掘り下げているわけですが、面白いですね。
レースのセクションがきれいに分かれています。
2f-3f-3fを23.1-36.8-34.6
最初と最後は一完歩0.400秒前後の全開スパート、あとは0.450秒前後ののんびり走行となっています。
まあラスト1fはピッチを落としているんですけど、上位5頭で唯一ストライドを伸ばしながらゴールインしているんですね。
しょっちゅう言ってますけどストライドを伸ばしながらゴール=余力を残して流している、です。
突き抜けていなければほとんどスピードを落とさず、ラスト1f5.65-5.75くらいでまとめる余力は十分にあったと考えられます。
あとペースの恩恵がどうとかちゃんちゃらおかしいですね。
カレンブラックヒルがスパートしてた区間両方で詰めた馬は一頭も存在しませんし、唯一ラスト1fで突き放されなかったセイクレットレーヴは中緩み区間で1秒以上詰めてきていますから、どう考えても向こうの方がペース的に優位だったはず。
後ろから差し込んできたクラレントを最後突き放してる時点で底力の違いは明白ですよね。
ちなみに残り4-3f区間の12.6は向かい風による影響が多少なりともあったことは覚えておきたいところであります。
見た目ほど緩んだわけではないということです。
ついでに言うと完歩ピッチ全開区間が500mフルにあるのはカレンブラックヒルのみ。
追走ペースに対する余裕が全く違ったようです。
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もうリアルで友達になりたいくらいスゴい方です!(笑)
そうなんですよ、最後に追込馬を突き放しているんです。
僕はこれをマイラーのラップ刻みとはどうしても思えないのです。
まだまだ奥があります。