60件のひとこと日記があります。
2014/02/28 03:20
カレンブラックヒル。なぜか掲示板に投稿できないので
ここ何戦かの凡走は明白な敗因あってのもので馬の素質に関して疑う余地など無いので
こんなに人気を落としてしまうとは、まあ驚きはしないのですがつくずく人間は馬を見ずに馬柱に流されるものだなあと感じるところ。
まあ期待していたほどのスーパーホースに成長したとまでは思っていませんが
「いや、カレンブラックヒルが古馬マイルG1で勝負にならないのは当たり前だって。テン33秒台が普通に出るNHKマイルCで、テン35秒台で超恵まれ逃げ切りの馬を「マイルG1馬」としていつまでも期待するのは可哀想ですよ…?」
こんなことまで言う評論家まで出るとはぶったまげますね。
カレンブラックヒルがNHKマイルを勝った当日は相当遅い馬場で、
例えば2013年と比べれば少なく見て概ね2.7秒は遅かったし、上位馬が古馬マイルG1で勝負になっている2011年なら2.5秒の差がありました。
馬場差を考えればカレンは12年ボスと大差ない位置取りからそれを上回る脚で差し切った計算になるんですね。
まあ現実的にはカレンは馬場が速かろうと33秒台は出せませんし、通ったコースも違いますから
「グランプリボスよりもカレンブラックヒルの方が強いんだ!」
なんて思っていてもここで言うつもりはさらさらありませんが、さすがにNHKマイルCの数字から
「マイルG1で勝負にならないのは当たり前」
なんて言われちゃうとギャグなのかマジなのか判断しかねます。
そもそもマイラーズCで2kgも軽い斤量でやっとカレンと同タイムだった馬のその後を見れば答えは出ているはずで、
過去のレースから考えても「上がり33秒台〜34秒前半を必要とされない馬場とペース」なら勝ち負けが期待出来るとわかるし、
なんでマイルCSで控えろの指示だったのかとかどうしてシルポートからあんなに離れて追走する必要があったのかとか色々言いたいことは出てくるんですけど。
阪神1400mで行われる阪神Cのレース上がり最速が34.5、阪急杯が34.6と普通に回ってくれば適正ラップを刻める舞台であれば騎手が誰であろうとさして問題はないでしょうし、
調子も上がってきているようなので精神面がまともなら問題なく勝ってくれるはずです。
ピッチ寄りの走法を見ても小回り1400mに問題があるとも思えませんしね。一番人気濃厚のディープ産よりは適性があると思います。