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2011/10/26 14:29
天皇賞秋のレース傾向を考えてみた
■レースの傾向
前半3Fは35?36秒台と比較的緩めです。
これはスタート地点からほぼ直角に曲がる1コーナーの作りによるものでしょう。
過去にメジロマックイーンが1角での動きで1着入線からの降着という大事件もあり、「各ジョッキーが慎重になるため」と考えられます。
しかし中盤以降はGIらしいハイレベルなラップが刻まれます。
長い向正面、緩い3?4角という条件もあって、スタートから淀みなく流れて中盤3Fも35?36秒台です。
さらに長い直線でも同じラップで、逃げ・先行馬でも35秒以内で走り切る力を求められます。
スタート?中盤までが淀みなく流れる傾向のためか、位置取り的には好位?中団が有利ですね。
追い込みは追い上げれますが、勝ち切るのは難しいでしょう。
同様に、逃げ馬が逃げ切るのも至難の業です。
好位・中団からの競馬で、なおかつ34秒台の切れ味のある馬が軸候補でしょう。
■府中のマイル?中距離実績が一番重要
府中の1600m-1800m-2000mの実績があると良いですね。
不思議と2200m以上の実績はあまり参考にならなさそうです。
府中の2400mはまあまあ良いものの、長距離に必要な「折り合い」よりも「押し切るぐらいのスピード」の方が重要と言えそうです。
実際に古馬の前哨戦を見ても、京都大賞典やオールカマーよりも、毎日王冠好走馬の方が秋天では上位に食い込む可能性が高いように見受けられます。