犬　ひとりごと2

競馬サイトにも関わらず、場違いな犬のひとりごとにファイト・いいねを沢山していただきありがとうございます。
見知らぬ方々に勇気をもらえて、肩を叩かれ背中を押された気持ちです。


沢山の人が駆けつけてくれたお通夜。
お葬式はみんなで雑談をしながらとても楽しくて明るいお別れになりました。
亡くなってから初めて対面した人も泣きながら、でも思い出話をする顔は笑顔でした。

私はドライアイスの手配や葬式の段取りなどに追われてバタバタとして、遺体に向かう時間はあまり取れませんでしたがオーナーさんと少しだけ濃い話が出来たのは収穫でした。

火葬前、みんなが口をそろえて

「ありがとう」

そう言っていました。

懸命に生き、体調を崩してからはあっという間に去ってしまったけど彼の生き様は沢山の人に何かしら影響を与えたようでした。

オーナーさんは私に愛情たっぷりに育てられたのがわかる子でしたと言ってくれました。
犬には厳しい事を言ったこともありますし、ぶつかりあった事も沢山ありましたが本当にやりがいのある仕事をしていたんだと、亡くなって改めて思いました。

これでひとつの仕事が終わりました。

沢山の参列者と、お花。
彼は本当に愛されていました。

犬に天国があるなら今頃たどり着いて地面の匂いをフンフンと嗅いだりしていることと思います。
お母さん犬や兄弟とも再会したかも知れません。

来週からは私がまたこの仕事に復帰するために色々と話し合いの外出があります。





が、今は大切なG1シーズン。
土日は競馬があるから絶対無理、と言いました(笑)
夏は夏で、大好きなアイビスサマーダッシュもあるのですがね…。
そんなこんなで秋はまたG1…。

動物相手の仕事とは思えないくらい土日は休むつもりです。
それが私の復帰条件(笑)
こんなんでやれるんでしょうか。