255件のひとこと日記があります。
2012/06/20 15:02
★宝塚記念・オルフェーヴル★
オルフェくんは出走を決めたようですね。
出るからにはやはり勝利して欲しいと思います。
もう彼の負ける姿なんか見たくないです。
オルフェくんは私が時系列で観た初めての牡馬3冠。
菊の日、3冠取る馬っていうのはこんなにすごいのか…と思ったのを思い出します。
ディープインパクトってどれだけすごかったんだろう?その時代に観ていた人たちが羨ましいと心から思いました。
有馬も勝利し、来年は全部この子がG1さらって行くとすら思っていたのに今年になったら…。
それが競馬の面白さでもあるのかも知れませんが、ショックを覚えた人も多かったと思います。
私も天皇賞は本当にショックでした。
私の専門分野の犬もそうなのですが、「おとなしくさせたい」と相談に来る人は多いです。
元気いっぱいで遊び好きで、でも飼い主さんは手を焼いている…。
はしゃぎたくても「静かにしないとダメ」と言われて犬は余計に暴れたり、飼い主の指示を無視したり。
私はその都度、この子の持っている良い個性ですから抑えるのではなくて生かしてあげましょうと言ってきました。
飼い主さん達は懸命にその有り余るパワーを遊びなど、一緒に何か目的を持ってやることで新しい楽しみを見つけていきました。
楽しいと理解してくれれば、今は静かにしていてねという事もきちんと理解してくれるものです。
犬は目的を持つととても活き活きとして、飼い主が何を望んでいるのかも理解しようとしてくれます。
「おとなしくさせる」「指示に従う」という結果の前には沢山の段階を踏まないといけないんですが、ほとんどの人は結果だけを求めてしまいがちです。
そんな圧力ばかりかけられていたらスネたりグレたり無気力になるのも頷けます。
犬と馬とは違いますが、こういう部分では同じかも知れません。
…食べ物で釣られるだけの訓練をしている犬は当てはまりませんが。
犬とは異なり、馬は体も大きく力も強く、ましてや相手の馬たちもいる中で競争をしないといけないので抑えることも絶対的に必要なのだとは思います。
ただ、元気いっぱいの性格を殺してはその子の良いところは生かせないと思うんです。
オルフェくんのパワーの源はあの気性にあるのなら、やっぱり機嫌を損ねずに人間が上手にリードしてあげなくてはダメなのだと思います。
我慢した先の面白さというものがオルフェくんに伝われば…。
いよいよ1週間を切り、出走を決めたオルフェ陣営。
何に重点を置いて仕上げてくるのか、それによって強いレースをしてくれるのかただの参加賞になってしまうのかが決まると思います。
元気で暴れん坊なオルフェくんが戻ってきますように。
ただただそれを祈るばかりです。
…単勝15万円突っ込むしね(笑)