862件のひとこと日記があります。
2013/08/22 22:31
血統入門講座 「系統編」
じゃあ、せっかく、系統の話が出たので
ちょっとお話させてもらいましょうか
ちなみに、僕の中での分類の基準は
基本的には亀谷さんの血統ビームなんかを
参考にさせてもらってます
大系統『ターントゥ(Turn-to)系』(人によっては『ロイヤルチャージャー系』とも)
多分、あんまり聞き慣れないと思いますが、小系統を挙げていくと
「ヘイロー(Halo)系」「ロベルト(Robert)系」
ヘイロー系の下には「サンデーサイレンス系」(以下SS系)
ロベルト系の種牡馬には、ブライアンズタイム、シルバーホーク、クリスエスなど
この系統の特徴は、基本的に芝に向くところでしょうか
細かく言うならSS系は軽い芝向き、ロベルト系は重い芝向き
というのが主なイメージですかね
とは言え、SS系には芝向き、ダート向き、軽い芝向き、重い芝向き、短距離向き、長距離向きと色んなタイプの種牡馬がいるのも
一つの特徴かもしれません
ちなみに、Haloのクロス(インブリード)のある馬は走る、と言われています
大系統『ノーザンダンサー系』
主な小系統は「ニジンスキー系」「サドラーズウェルズ系」「ダンジグ系」…
正直、挙げていくとキリがないほど20世紀には栄えました
基本的には芝向きですが、力のいる馬場に向く馬が多いため
ダートでも走るなどはあります
ちなみに、ノーザンダンサーのクロスも走ると言われていました
大系統『ネイティヴダンサー系』
主な小系統は「レイズアネイティヴ系」さらにその下に「ミスプロ系」
この2つがメインですね
ミスプロ系があるだけあってダート向きの印象は強いです
オグリキャップも公営で活躍したのも納得です
大系統『ナスルーラ系』
主な小系統は「ボールドルーラー系」「グレイソヴリン系」「プリンスリーギフト系」
この辺りでしょうか
特徴としては、道悪でも走るイメージですかね
ただし「プリンスリーギフト系」は軽い芝の方が有利ですね
あと、現役時代に一流半でも種牡馬になってから大活躍なんてこともある血統ですね
大系統『ハンプトン系』
主な小系統は「ハイペリオン系」「ファイントップ系」
この血統は、とかくスタミナ、スピード、ともに優れる
という一言に尽きるでしょうか
特にハイペリオンは5代内に入ってるか入ってないかでだいぶ違うと思います
大系統『セントサイモン系』
主な小系統は「リボー系」
19世紀から20世紀にかけて大流行した血統ですが
あまりにも栄え過ぎた結果、「セントサイモンの悲劇」呼ばれる衰退を迎えた血統です
特徴としては「狂気のスタミナ源」とも言えるほどのスタミナで
マンハッタンカフェの長距離馬としての素質は
母父のLow Society(リボー系)によるものだと思われます
ざっとこんなところでしょうか
ホントはあと2つほど解説しないと主要な部分をカバーしたことにはならないんですが
とりあえずこれだけ知っていれば、結構予想もしやすくなると思いますよ
では、次はクロスの話でもしましょうか
-
快速南浦和さん
しげどんさん
そう言っていただけると嬉しいです(^^)
小系統の特徴も解説したいんですが
さすがに量が増え過ぎるので
自分のホームページでも作った時にそれはやらせてもらいます(苦笑) -
快速南浦和さん
艶歌さん
九州産の馬にはSSの1×2や2×2がいるそうな(苦笑)
どれが効いてるのか見極めるのが大変なんですよね -
しげどんさん
ばんわ☆
いい講座始めたね♪
とっても良いと思うよ。
小系統の特徴とかがあると分かりやすいかもね♪ナスルーラは、一般的にスピードと気性難、とか。あと、早熟、晩成とかね(^_^)/ -
艶歌の花道さん
こんばんわ(*^^*)
SS の4×3が普通に出てくるんだろうなぁ〜(^_^;)
スピードの底上げは、○○系
スタミナの底上げは、○○系
ゲームは、好きでやってたけど(;^_^A
難しいよね(--;) -
快速南浦和さん
ルシさん
まぁ、そもそも大系統、小系統と分けるのも個人の好みの世界ですから
正直なところ明確な基準はないです
予想理論として、SS系を大系統として見ればうまくいく
と導けたなら
それはそれでありだと思います
ちょっと答えになってなくてすみません(苦笑)
なのでやはり最後は
この親がどんなタイプであるかを見る必要があるんですよね -
Luciferさん
小系統の中にもかなりの広がりを見せている系統もありますよね。
小系統や大系統と分類されるにはゲームのように、何か定義みたいなものがあるんでしょうか?
大系統と小系統で傾向が異なる馬やSSのように様々な傾向を見せる馬がいる時は、なかなか判断が難しいですね。