立ち食いそば屋にて

はじめに、今回の日記には、競馬話は出てきませんが…。
私ごとでございます。


立ち食いそば屋で、バイトを始めて約７年。
良い時もあれば、お客さんから注意をされることもある。
しかし、その大半は、良いほうですが。

店に来るお客さんの大半が、「ごちそうさま・ごちそうさん」と言って、帰っていきます。
そんなの普通じゃん、と思う方もいると思いますが。
黙って帰るお客さんも、結構いるのです。


そんな中、店の近くには、大学や専門学校・予備校などが多いため、学生のお客さんもチラホラ来てくれます。
予備校時代に、ずっと使ってくれていて、大学が決まった３月前半に一言。
「大学に合格しました。」とポツリ。
オレ「おぉ?、おめでとう！良かったな?。どこ？」
「明治の法学部です」
オレ「すごいね！頑張れよ！」
こんな、感じのことが結構あるわけです。
嬉しいもんなんです（＾＾）
夏休みに、友達と遊ぶからと、ついでに店に寄ってくれた子とか。


そんな中の一人。
それは、元・専門学生の男の子。
学生時代には、４?５人で昼間によく来てくれていた子でした。
卒業後１年間は東京で仕事をしていましたが、訳あって地元の岩手県大船渡に帰ったのです。
そして、記憶にも新しい、東日本大震災の被害に遭いました。
店長と、「大船渡のヤツが１人いたよな。生きてるかね？」と当時は話していたんです。

そして、今日、その子が店に来てくれたんですよ！！
「すいませ?ん、お久しぶりです（＾＾）」
オレ「おぉー、無事だったかー！気にしてたんだぞー！」
「いや?、津波被害はなかったんですけど、家の一部が壊れたくらいですかねぇ。」
オレ「当時は、どこで何してたの？」
「コンビニの仕事明けで、家で寝てました（笑）　もし、友達と遊びに行ってたら、津波にやられてました。俺の、寝坊グセで助かりましたね（笑）」
「地元の友達も、運よく、全員無事だったんスよ。」
オレ「ホント、良かったなぁ?。　で、今は仕事してるのか？」
「はい。地元じゃ仕事が少ないので、東京に来て。都内のもつ鍋屋でバイトしてます。今日は、仕事帰りに、懐かしいんで寄りました。」
「また、来ますね。ごちそうさまです。」


こんな感じで、常連だったお客さんが久しぶりに来てくれると、ホントに嬉しいものです。
こういうコトがあるので、客商売は楽しく続けられるんだろうなぁ?、と思ってます。


今回は、（笑）のオチも、競馬話もなく、マジメな日記になってしまいました。

皆さんは、日常における小さな幸せ＆喜びを感じることは、ありますか？