149件のひとこと日記があります。
2011/12/20 18:25
英雄を探せ!現時点で一番似ているのは誰?
先日土曜日に期待の大物というよりは真打ちと言っていいでしょう、ノーザンファームの超大物ワールドエースが見事デビュー戦で勝利を飾りました。
今年は明らかにディープインパクト産駒の初年度とは変化が見られます。ネットでも一部にディープインパクトは種牡馬として大失敗だという声があります。私はこの意見に肯定も否定もせず、推移を見守りたいと思っています。
今日は今年デビューした2歳馬で英雄ディープインパクトに似ている馬はどれかを考えてみたいと思います。
今年デビューした産駒で見所ののある馬は沢山いる中、まだ勝っていない馬も含めて一通り調べたのですが、突出した馬は結果の通りジョワドヴィーヴルとディープブリランテ2頭ですね。
この2頭、当然父に似ているところはあるんですが、私はソックリだとは全然思っていません。ジョワドヴィーヴルは後肢の蹴りが特徴です。父とはまた一味違う強烈な個性を持っています。そしてディープブリランテも写真でお分かりの通りの前斜傾の前のめり。デビュー戦で2頭が見せたこの特徴はディープインパクトの特徴なんでしょうが、ソックリかと言われると微妙に違う感覚を持っています。
私が現時点で初年度と2年目のディープ産駒で一番走りが似ていると感じた馬はやはりワールドエースです。
あくまでも競走成績や能力という観点ではなく、走りや馬体の印象で一番しっくりくるのがこの馬です。デビュー戦はハッキリ言って素質の片鱗を見せただけで終わりました。何かソラを使う感じで、ギアを入れ替えていないので一度もトップスピードに入っておらず、軽く仕掛けた程度では本当の沈み込む姿は見られません。抑え気味で流している走りにもグンと沈み込みそうな感じがしたので、本当の姿がどうなのかベールに包まれてしまったのがちょっと残念でした(笑)
ディープインパクトは改めてレース映像を見ても、前のめりになるほど頭の位置は下がっていません。そういう意味でジョワドヴィーヴルやディープブリランテの走りは特殊というか物凄く似ている、ソックリとは思えないのです。ですからワールドエースが仕掛けてから、きちんと追い出した時が一番ディープの走りに似ているのではないかと考えています。
姿、形が似ていても当然全く同じように走るわけでもありませんし、競走成績も同じになるとは限りません。P≠Pの通り、必ずしもポテンシャルとパフォーマンスは一致するとは限りません。やはり気になるのは4白です。池江厩舎ですし、ノーザンファームの馬なので、体調管理、蹄のケアも万全とは思います。
科学的証明がされているかは知りませんが、やはり蹄がケラチンで出来ている以上、硬質、色素という観点からすれば黒い蹄と白い蹄では若干でも脆さの違いはあると思うので、重箱の隅を突く形になってしまいますが、4つの蹄全てが白いことはやはり気になるところです。
何を言っても一番見たいのは、彼の才能とパフォーマンスです。まだベールに包まれている正体をレースで見たい!本気で走ったらどれだけ凄いのか。謎の解明がこれからの楽しみになりそうです。
-
marvellさんがいいね!と言っています。
-
コティちんさんがいいね!と言っています。
-
シニョーリさんがいいね!と言っています。
-
松さん、コメントありがとうございます。
現時点では、未完成であれだけの走りをしたジョワドヴィーヴルは別物、ディープブリランテは気性面でまだ不明、ワールドエースが一番にディープに近いかなというのが結論です。
正体を隠されては断言は無理です(笑)ワールドエースもハミを噛んでしまう気性面で若干心配をしていたようでしたが、直線のあのフットワークは間違いなく持っていますね・・・(笑)体質的にも晩成寄りだと思っていましたが、間に合うかもしれませんね。 -
馬券師の松さんがいいね!と言っています。
-
馬券師の松さん
間違いなくタダ者ではない雰囲気でしたが、まだ正体を隠したままだったので次が非常に楽しみになりますね。
前後のバランスが良くまとまり綺麗な走りをするという印象でした。
父同様次は若駒Sのようで。ここで何か手掛かりを掴みたいですね。