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2015/05/08 06:56
ハープスター引退と、川田Jへの称賛
怪我が重なったハープスターが引退となってしまいました。
自分にとってはディープでNDクロス、母父パワーマイラー、サイズ十分が叩き出す安定感、桜花賞力を証明した馬で大変意義深く、大好きな馬でした。
残念に思っていることがあり、それは小回りのレース出走の少なさと、適性距離でのレースが少なかったとことで、私は足の回転の速さから小回りが得意なはずだし、距離適性も1400〜2000程度だと見ていたためです。
札幌記念でゴールドシップとの捲り合いに圧勝したことでその意を証明されたように思ったものです。
瞬発力でスローの毎日王冠を差し切れたはずだし、もりもりのパワーを生かして中山記念を捲り勝ちできたと思うし。スター過ぎてこういうレースに使ってもらえなかったのが心残り。
海外ならばロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズSを見たかったし、芝1800前後のアメリカG1なら何でも勝てたのではと思います(出る意義はともかく)。
最後方待機が批判されて、鞍上の川田Jも叩かれていますが、私には後方待機は川田Jの勇気ある英断だったと思います。それは岡田総帥が仰るように脚が短く後肢の肉付きが良いことから、前半から脚を使うのは適切では無いということと、ディープ産駒は競り合いに弱い一面があるからということですね。
叩いている人は川田Jのような実績あるプロの判断の理由を考えないんでしょうね。
川田Jは真っ当に乗ってます。他の馬でああいう乗り方しないことからも判断できますね。ハープスターだからああいう乗り方をしたのです。そういう判断の出来る優れたジョッキーです。
ハープスターはあの剛脚で桜花賞を最後方から大外をド派手に差しきったパワー溢れる名馬です。
それをやりきった鞍上とともに称賛されるべきでしょう。
お疲れさまでした。