人馬一体覇道を往く

折り合い難のドゥラメンテが中段外目でなんなく折り合う。
ミルコ・デムーロJとドゥラメンテは落ち着いて進む。後方では福永Jとリアルスティールが喧嘩を初めてしまう。福永Jは今回はここでゲームオーバー。サトノクラウンは前に付ける意識が無かったみたい。ルメールJ、それではダービーは厳しい。

結局、後ろにいるはずのドゥラメンテが人気の三頭の中で一番前にいる展開。
ラップは速めで進む。中盤少し緩むが、全体には厳しいイーブンラップとみて良さそう。
これはレコードが出るタイプの流れ。

ドゥラメンテに全てが有利に運ぶ。

直線ドゥラメンテが堂々先頭に躍り出る。父キングカメハメハがよれながら進んだダービーの直線を、この孝行息子は真一文字に突き進む。

内では岩田Jサトノラーゼンが粘りを見せる。真ん中からルメールJサトノクラウンが差を詰めてくる。しかしあと一完歩サトノラーゼンに届かない。

このキングカメハメハ×エアグルーヴ配合は基本的に晩成で成長力に溢れる。まだ強くなる。
成長段階でこの強さ。ダービーレコードの流れをよれずに延びる馬はディープインパクト以来だ。
凱旋門の期待度が上がる。世界で一番強い3歳馬は日本のドゥラメンテかもしれない。
この馬は世界を征するする力があるのでは。

強者が強者のレースをした日本ダービー。素晴らしいレース。世界に誇れるクオリティー。秋が来たらドゥラメンテには日本馬のクオリティーの高さを証明してもらいましょう。