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2015/06/14 18:43
ロールボヌールはフレンチデピュティの傑作
岩手のスター、ロールボヌールは現在6戦6勝。
中央馬相手に勝負になるのか、メイセイオペラたりうるか、期待の新星。
大それたことではありますが、配合からロールボヌールの可能性を探ろうと思うのであります!
フレンチデピュティと言えば先ずはクロフネを思い出すし、ダート短距離のイメージはさらに濃厚にあります。
しかしながらフレンチデピュティ産駒の賞金獲得上位を並べるとノボジャック、エイシンデピュティ、クロフネ、メイショウベルーガ、アドマイヤジュピタ、レジネッタ、サンアディユとなりまして、ノボジャックは確かにダート短距離ではあるのですが、むしろ芝中距離的な適性を感じてしまいます。
これら賞金上位の馬の配合には偏りがありまして、まず、Sir Gayloadを筆頭とするナスキロが共通し、さらにほとんどの馬がラトロを引いているのです。パワーのラトロではありますが、逆にダート短距離のノボジャックがラトロ無しとなっています。
要するに、ナスキロがニックスで、ラトロが入るとむしろ芝適性が上がるのがフレンチデピュティという種牡馬でありますと。
さて、ロールボヌールを見てみると
シンクリのナスキロ何本?二本?三本?他にもあったな。
シンクリはラトロ何本?三本?、これにNever Bendで一本。既に酒入ってまして今日は雑です(・∀・)
乱暴ですがまとめると母ロスグラシアスは母父サンデーサイレンスを1/4異系とする父母相似配合的な馬なわけです。
このクロスした血脈はフレンチデピュティにとって好相性なものなのです。
しかも、フレンチデピュティに限って芝適性をアシストするラトロを重ねて持っているのです。
ロールボヌール芝の方が得意なのでは?
馬体に目を移すと、実際割りとスラッとしてます。(細くは無いが)
フレンチデピュティはどの産駒を見ても、あ、フレンチ産駒ですねという馬体をしているものですが、この馬は筋肉質でも太くは無い。これは筋肉の質が良いということだと思うのです。
ということで、芝走れるし、距離もある程度持つというのが私の評になります。で、配合的にもフレンチ上位産駒に優るとも劣らないものがあるのですね!
この馬がなんと483万円で日高のセールで買われたと。なんか問題でもあったのでしょうか。格安と思います。
母系はあの世界の名繁殖Courtly Deeなのです。大好きな牝系。昨年のダービー馬ワンアンドオンリーはこの牝系だし、名種牡馬Green Desertもだし、ノーリーズン、ヤマニンパラダイスもなのです。
値が張る理由ばかりと思うのですが、この馬が掘り出し物になってしまうのはどういうことなのか。ディープでないから?大手牧場で無いから?位しか思い付かない。
私が見るにはこのロールボヌールの適性は芝1600〜
2200で、ダート『も』走れるが軽め推奨。芝は多少上がりが掛かった方が良い。配合からはG1級。馬主の方は大変お買い得でしたね。
フレンチデピュティ最晩年の傑作と思うのですよ。来冬フェブラリーSで見たいし、来夏は鳴尾記念から宝塚記念と見てみたい。
皆さま、まず中央ダート初戦が狙いです。狙い撃ちするべき。次に中央芝初戦、ここも狙い撃ちするべき。そして芝G1初戦も狙える。多分どれも一番人気にならないと思うのです。
狙い撃ちで単勝で旨味ある馬券取れると思います。
逆にJDDとか大井長めは適性低いと思いますね。
もう、プロジェクトXにも情熱大陸にも出てしまいましょう。
怪我無くキャリアを重ねてもらいたい。中央挑戦して欲しい。
相当な器と見てます。
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メイセイオペラの佐々木修一調教師が逝去とありました。この馬を書いたばかりなので私にはタイムリーです。ロールボヌールにはほんと中央G1を取ってもらいたい。
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とうけいにせい005さんがいいね!と言っています。
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メテオさんがいいね!と言っています。