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2015/06/21 15:30
キンカメの選び方とシーザリオの2013
●キンカメのマイル以上重賞級の1stパターンがシーザリオ2013
キングカメハメハ産駒のマイル以上重賞馬を調べると、母系に1.NasrullahとPrincequilloを組合わせで持つ、2.HyperionとNasrullahを組合わせで持つのどちらかのパターンになっていることに気付く。
特に外回り重賞となるとNasrullah、Princequilloの組合わせの馬がとても多い。東京2400勝ちのローズキングダム、レーヴミストラルを見ての通り。
この1.stパターンはラストタイクーンの構成血脈をクロスしてストライドが延びるようになる組み合わせだ。
一方、NasrullahとHyperionの組合わせではとうとう今年にダービー馬が出たが、打率が低いというか、ダイナカールあるいはベガの牝系の馬ばかりだ。
ダイナカールだと外回りに適性が、ベガだと内回りに適性が出る違いもある。
ダイナカールの場合はHornbeam≒パロクサイドのNasrullah+Hyperionのニアリークロスが成立することに違いの原因があるのかもしれない。
BRF岡田総帥が繰り返し『キングカメハメハだから固いの』というコメントを仰ることからして、固く出がちなのがキングカメハメハなのでしょう。
だからキンカメ産駒の多くはストライドが延びず、距離適性も短く出るものと考えています。
この固いキンカメのストライドを延ばすのに効果的なのが、Nasrullah+Princequillo、Nasrullah+Hyperionなのでしょう。
POGでキンカメ指名するなら1.ナスキロ2.ダイナカールとベガと決めています。
さてシーザリオの2013は母シーザリオがHabitat+Sadllers Wells+スペシャルウィークということで、Nasrullah(≒Royal Charger)+Princequilloを持ちます。
しかもSadllers WellsとスペシャルウィークがラトロワンヌとNothern Dancerも引くのでラストタイクーンと強く脈絡します。ラストタイクーンはNothern Dancer、Nasrullah、ラトロワンヌ、Princequilloを持つので。
ラストタイクーン増幅がとても明確。
このパターンは見たことがあります。
ローズキングダムです。ローズキングダムは外回り2400路線で活躍した馬。
恐らくこのシーザリオの2013も距離適性は1600〜2400となるように思います。
体が柔らかいと思わせる配合なので1600ではテンの遅いレースの方が良さそうです。
全姉は体が弱くデビュー出来ずでしたが、この弟には元気にデビューしてもらいたいものです。
厩舎次第では乗るのは福永Jですかね。
来年のダービーこの馬で挑戦してもらいたいものです。出れるようならチャンスあると思います。
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星星星さん、時間かかってすいませんでした。毎日午前様で時間と体力が(汗)
納得していただけて良かったです。
望田先生の受け売りも多分に入りますが、私はその主張を広めたいと思っています。もともとPrincequilloの東京2400適性は知ってはいたとはいえ、より深めて下さったのが先生。
そして岡田総帥。
彼らのことはまだまだ学ばせて頂くつもりです。 -
星星星さん
固いキンカメ産駒のストライドを伸ばす配合の説明。すごく納得です。
確かに、通常のキンカメ産駒は芝の短距離か、ダートというイメージですよね。
それを伸びやかにする工夫がされてたのですね。 -
星星星さんがいいね!と言っています。
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とうけいにせい005さんがいいね!と言っています。