453件のひとこと日記があります。
2015/07/15 08:45
北村宏司Jのアレコレ
反響を頂いたので北村宏司Jについていくつか。
生まれは競馬界では珍しい長野県。なんと実家に馬がいて自宅で乗馬が出来る恵まれた人。
騎乗技術がすこぶる高く、新人賞、フェアプレー賞などの受賞歴がある。
関西の北村友一キュンとはなんの縁もありません。
競馬学校卒業とともにNo.1ステーブルである藤沢厩舎所属になる。
岡部幸雄J、オリビエ・ペリエJ、ケント・デザーモJなど名手の背中を見ていることになる。
藤沢調教師を見たあと北村宏Jを見ると、表情の作り方が良く似ていて、なるほど弟子なんだなぁと思う。
そんな北村宏Jは今はフリーです。
フリーになったいきさつは
藤沢調教師に言われたこの言葉「おい、お前フリーになれ」のため。三日後にはフリーになってたそうです。(以前の総合競馬チャンネルのコラム)
岡部幸雄元J、藤沢調教師の「馬優先主義」を濃厚に受け継いでいると思われる。
ダンスインザムードでヴィクトリアマイル(G1)を勝った直後、藤沢調教師に叱られている。
「追い出しが少し早いな」→「すいませんm(_ _)m」
藤沢調教師は馬に負担が掛かるのを嫌います。
それにしてもG1勝って叱られるとは。
栗東の有名厩舎の馬が関東遠征すると、意外にも北村宏Jが乗ることが結構ある。
(関係者の間では)馬に負担を掛けない乗り方の評価が高いのかもしれません。
そんなわけで、北村宏Jが差し馬に乗ると焦れったいものでした。いっつも追い出しタイミングが遅いからです。馬優先主義ゆえでしょうかね。まず早仕掛けしてくれません。
過去形で書いているのはここ二年ほどは勝ちきれるようになったからでして、彼は何かを掴んだようです。
それでも馬券的には北村宏Jは逃げ馬に乗った時をお勧めします。馬に負担をかけないからか、彼の乗る逃げ馬は味があります。
現役一の逃げ巧者は武豊Jですが(根拠=私の感想)、北村宏Jはそれに次ぐかなと思うのですね。
直線ひと伸びがあります。G前粘ります。
電車が着きました。これで終えます。
この謙虚な男に栄光あれ!