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2015/08/22 23:29
サクラバクシンオーがスプリンターの理由
北九州記念にビッグアーサーが出るので、それにあやかってサクラバクシンオーがスプリンターになった理由を考えてみます。
さてさて、ご存知の通りサクラバクシンオーはマイル〜中距離配合です。
叔父がアンバーシャダイであるし、父はやわーいNaslullahクロスのサクラユタカオー。どうしても短距離を突進するイメージは湧きません。
その上、中距離配合のサクラバクシンオーなのに産駒にも優秀なスプリンターが複数出て、短距離馬の資質を伝える力まであったのです。
しかし残念ながら私には血統的、配合的にサクラバクシンオーがスプリンターであった理由を説明できません。
産駒に引き継ぐんだから、血統なのですが、悲しいかな説明はできませんでした。
("「なのに」の名馬"でも産駒には配合的資質が出やすいというのが望田先生の教えでもある。これに反するバクシンオーは鬼っ子!)
ところがです、馬体を見ていたら気が付くことがありまして、それがいよいよ確信になりました。
骨格なのです。
サクラバクシンオーって背中も胴も同じ位に長いのです。
背中と腹の長さが同じ位に長いとスプリンターになり、背の方が短いと距離適性が延びるのです。同血でも馬体の違いで特性が変わってくるのです。
ドリームバレンチノとウインムートの全兄弟比較でいよいよ確信になりました。
(短距離馬になるには筋肉量など他の要素も加味するべきですが)
写真の一枚目はサクラバクシンオー
二枚目は香港の短距離の英雄サイレントウィットネスです。
どちらも胴が長いですね!
(競走馬時代の良い立ち姿が見つからなくて、走っているところです。)
こういう資質が伝わるからこそ、産駒も短距離化しやすいと思えてきました。