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2015/08/30 18:29
距離別馬体考察のまとめ
あれこれ名馬を見てきました。
ざっくり
以下のことが言えそうです。
●脚の長さ
短距離は短く、距離適正が延びるに従い長くなる
●筋肉量
短距離は多く、距離適正が延びるに従い少なくなる
これが距離適正の基本でしょう。
その上で
・1200以下向けの短距離専門馬は背中が腹と同じ位に長い馬もいる。
・ステイヤーには後肢が凄く長い馬がいる。
今回馬体のみにフィーチャーしましたが距離適正は実際には気性も関わってきます。また例外もあるでしょう。
しかし、競走馬の距離適正とは骨格と筋肉量が基本であるということはこのシリーズで分かった気がします。
以下私の考える骨格と筋肉量が距離適正に強く影響する理由付けです。
脚が長いと動きは遅いが効率が良いため、加速力は悪いが持続力がつく。
脚が短いと動きは速いが効率が悪いため、加速力があるが持続力が低い。
その上で、脚を速く動かすには沢山の筋肉が必要なので短距離馬は筋肉モリモリ。長距離馬はゆっくり動かすのでそれほど必要ではない。
BRFの岡田総帥が「有酸素運動」という
単語をよく使いますが、筋肉量が多いと酸素の消費が激しく疲れが早い、少ないと疲れが遅い、筋肉が多いと短距離化するのはそういうことなのでしょう。
まとまりましたね(・∀・)
今後は他の馬の距離適正を見ていったり、例外的な馬を見ていきたいと思います。