453件のひとこと日記があります。
2016/03/09 20:13
クロスの良くないところ-4
またしてもクロスの良くないところと題しながら、良いところについてですw
もともとはアレもコレもクロスすることの悪いところを実例を交えながら調べて書きたかったのです。
が、マイナス評価をバリバリ上げることが良いことに思えません。それに配合なんて全兄弟でも失敗することがあって、だったらやっぱり成功事例をみた方が良いでしょということで。
そんなわけで、今回はあの名馬エルコンドルパサーです。
エルコンのまとまり感あるクロスについて書いてみます。
Nothern Dancer4×3が有名ですが、というよりNureyev≒Sadller's Wellsの3×2ですよね。この組合せはピッチ、パワー、持続力、機動力ですね。
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1998ジャパンカップ
https://youtu.be/hmxc0RaApGQ
スペシャルウィークとストライドを比べてみると、ピッチの速さが目につきます。ハイピッチ走法なのに東京の流れたレースを快勝出来る恐るべき能力〜
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さらにSpecial=Special=Lisadelの全姉妹クロス4×4・3
Native Dancer4・6×5が続きます。
NureyevもSadllers' Wellsもエルコンドルパサー自身もRough Shod牝系なので、単にNureyev≒Sadller's Wells(以後ヌレサド。先生ありがとうございます)という以上に濃いですね。
普通にいったら濃すぎなのではないでしょうか。
もちろんエルコンドルパサーは大活躍したので、濃すぎてNGという私の狭い見識は外れです。間違いです。
何が良かったのか。多分ヌレサドニアリークロスが良いのと、以外のクロスもヌレサドクロスの要素を、再度クロスしているのが良いのだと思います。
たくさんクロスしているように見えて、実際のところヌレサドオンリーというのがエルコンドルパサーの良さ。
ほら、クロスにまとまり感あるんですよ。やっぱりクロスはまとまりが大事だということと思います。
エルコンドルパサーでは近い世代で行われた、このまとまり感のあるクロスをもう少し遠い世代でやるのが私は好みです。
・・・
さて、エルコンドルパサー見てて思ったのですが、鍵となるヌレサドとRough Shodが必ずなにがしかの母系ですね。
Nureyevはキングマンボの母父、Sadller's Wellsが自身の母父、Rough Shodは自身の牝系と。
これ、ずばりXファクターですね。しかもこういうのダブルコピーとか言いませんでしたっけ。
私はこの辺の勉強が足りません(>_<)
なので、こちらでXファクターの研究を拝見はじめました。
団亭鞘次郎さん
血統の深淵
http://www.geocities.co.jp/sayajirao/index.html
読み応えありますね。
Xファクター関係の書籍買ってみようかと思います(^^;
脱線しまくりですが、クロスの良いところ悪いところについては今回はこれにて。