ラストインパクトはG1候補

●ハイインロー＋米パワーでクラシック向き

ディープにはプリンスキロが合うと思っていたが、ディープ自身が相当の柔らか血統でプリンスキロの補給は無くても良いことがジェンティルドンナで判明。それよりも、リファールクロス馬がよく走っていることから、ハイペリオン＋サンインローだったり、フェアトライアルを増やしていき、さらに米パワー特にラトロワンヌを足していくのが方向性として良いこともはっきりしてきた。

そういう意味でラストインパクトはジェンティルドンナ同様ハイインロー、フェアトライアル、ラトロワンヌを引いてとてもよい配合。
母父がティンバーカントリーでバックパサーからラトロワンヌを含む上質の米パワー。Fall Aspenからハイインロー。さらに母系奥から米パワーハイペリオン。
自身は1/4欧、3/4米となり、欧米の血脈をハイペリオンの土台構造が支えて、その上でBay Ronald 系の継続クロスが明確。クロスするNorthern Dancer はハイペリオンを持つから、これはもう本当に良くできている。

ナリタブライアンのようにパワーで中山を捲れるし、東京ならば野太く斬れそう。

小回りは捲れるから良いとして、東京は先行するべきでしょう。この馬はカミソリではなく、鉈斬れタイプ。スタミナでねじ伏せる走りを予感させる。

新馬勝てたし、今年一番の好配合でかなり期待しています。