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2013/08/04 00:56
エイシンエルヴィンは斬れに期待。距離持つのでは。
エイシンエルヴィンの父はストームキャット系マイラーのシャマーダル。距離が持つイメージが少ないし、日本適性も未知数。
でも、シャマーダルはナスキロニアリークロスが四本あるから斬れに期待が出来る。
ナスキロ四本というと非力でヨーロッパで実績が残せなさそうだが、ラトロクロスが一本入ってパワーを補強。むしろこっちの影響が強く出てヨーロッパ向きの長めマイラーとなっていたと推測する。
すると日本での適性に疑問を感じるが、自信はラトロパワーが強く出ていたとしても全体構成は斬れのナスキロ。種牡馬としてはヨーロッパよりむしろ日本向きと思われる。
この父に合わせる繁殖は濃すぎる米血を薄める方向が良さそう。
エイシンエルヴィンは母系がドイツ血脈。母La InaはSurumuの3×4。米血は十分薄められるし、異系血脈のクロスだから活力を生んでくれそう。しかも、Mill Reefが入ってナスキロラトロ継続。これは面白い。
ドイツ血脈は意外にも軽い芝で斬れを発揮するのはエイシンフラッシュ、マンハッタンカフェで証明済み。
さらにさらに、父も母も血統の奥にはDark Ronald系が散りばめられている。ナスキロラトロと脈絡しないのは残念ではあるが成長力やスタミナの補強になるものと思われる。ここがナスキロラトロと離反がなければ完璧だった。
とはいえ、興味深い配合。適距離は2000〜2400m、馬場は芝外回り向きと見る。ぜひG1を勝って種牡馬入りし日本の馬産に活力を伝えてほしい。ダービー候補。