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2013/09/06 23:01
I理論を逆手に〜マイナス評価をプラスに見る〜
●I理論を逆手に読んで有効利用
・世代ズレをスタミナが無いと悪評価→短距離適正の向上
アグネスワールドは血統表の字面だけ見れば中距離ホースに思えるが、結果は短距離馬。ノーザンダンサー2×4の世代ズレが距離適正を短くしたと思われる。但しフェアトライアルの位置関係は良好。これが活きて前向き、俊敏な馬になったのだろう。ヒシアケボノも短距離だから違うって?あちらはラトロパワーの短距離馬。
経験上、クラシックや2400を走る馬には世代ズレは少ない。
逆手と言っても否定しているわけでは無い。
・スタミナの核を欠く→日本向きの軽い決め脚を持つ
サンデー産駒の多くがスタミナの核を欠いていた。しかし、抜群の決め脚を発揮した。スピード優位のAlmahmoud系列ぐるみのクロスが差し足スピードを発揮したと考える。
ところでサンデー産駒としてはハイペリオン、あるいはブランドフォードを多重クロスすることでスタミナの核を持った馬もいなかったわけでは無い。たとえばフサイチパンドラ、ネオユニヴァース、バブルガムフェロー、リンカーン。やや決め脚に欠ける気はしないだろうか。ただ彼等は一流でいる期間は長かったし、気性に問題がなければ安定もしていたかな。