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2013/09/13 21:18
ヨーロッパの血統は停滞しているのか
今週のコラムで吉澤氏がヨーロッパの競走馬の血統はノーザンダンサーで飽和し、停滞してレベルダウンしていると書いていた。
同意できるところと、分からないところ、同意出来ないところがある。
ノーザンダンサーで飽和とは要するにサドラーズウェルズ、デインヒルなどの血脈が増えて、ノーザンダンサーの多重クロスが増えているということと思う。例えばフランケルはそういう馬だ。
分からないところは、レベルが下がったかどうかだ。
凱旋門賞で日本馬が上位にくるのは日本馬の実力かもしれないし。全体レベルについては比べたことが無いので分かりません。正しい過去との比較の仕方も分かりません。
同意出来ないのは、停滞しているということ。
近年、ヨーロッパではドイツ血脈を取り込んで成果を上げている。よく知られるのはアーバンシーやその母アレグレッタの子供や子孫が大活躍していること。
また欧血の凝縮であるアホヌーラを持つ馬も活躍している。
これらの血脈は多重クロスの良い逃げ道になって停滞を防いでいる。
最後に。サンデーの血が解決策になる可能性は確かにあると思う。今世界中でサンデー系の馬が活躍している。
日本にいるサンデーの年度代表馬クラスの活躍をした種牡馬はまだ輸出されたことが無い。
スペシャルウィーク、ゼンノロブロイ、オルフェーヴルなどケンタッキーやアイルランドで供用されたらどうなるかワクワクする。