453件のひとこと日記があります。
2014/09/10 19:48
早熟は天才の兆しになるか、サトノフラム
サトノフラムの調教が良いらしい。
私はデビュー前調教が良い馬は好きだ。走る能力が高いことが端的に分かるからだ。
中には調教は体して走らないが、レースは走るタイプもいるがそれはPOGでは選びにくい。
さて、サトノフラムはマンハッタンカフェのPOGパターンとしては王道では無い。ショウナンマイティ的な配合だ。すなわち、Northern Dancerクロスが母系に無いということ。
すなわち仕上がりが遅くなるタイプというのがNorthern Dancerクロスの有無のみからは想定される。
それなのに調教が良いというのは何故か。あれこれ考えられるが、例えばあまりにも能力が高いから、仕上がりきっていないのに他馬より走れると考えることも出来る。
誰かが『早熟は天才の兆し』と言ったと何処かに書いてあったのを思い出した。昔のイギリスの調教師だったか。
サンデーの直子は母系にNorthern Dancerのクロスが無くても、クラシックを走ったのだから、孫世代にだって少し位はそういうタイプがいたって良いだろう。
母にNorthern Dancerクロスが無い分、逆に成長力にも溢れているとしたら、日本を代表するような名馬になっていくかもしれない・・・
これは言い過ぎか。
Hail to Reasonの4×4・6があるから、これだけ仕上がり早いと考える方が自然だ。ショウナンマイティよりは早く完成しそうだ。
サトノフラムの三代母はタイキシャトルの母だ。正に名血で期待が大きい。
母母父にはCaerleonが入ってマンハッタンカフェのニックスになっている。
遠くRibotの5×7もあって、この影響で肩が立ったタイプになるかもしれない。これは内回りをこなす原動力になりうる。
一方、Princequiloも薄くクロスする。 外回り向きの延びのあるストライドを産み出すかもしれない。
全体には遠くハイインローが土台をなしている。これはサンデー直子が良く走ったパターンの配合だ。
うまく噛み合ってくれないか。少なくともある程度の良い噛み合い方はしているはずだ。調教とはいえこれだけ走っているのだから。
日本向きの中距離馬ではなかろうか。悪くてもショウナンマイティ、うまくいけばレッドディザイアというのが現状の見立て。
これは指名したい。