453件のひとこと日記があります。
2014/10/01 21:07
POG大注目リスト:レーヴミストラル
最後の四頭目レーヴミストラルはキンカメ芝長距離黄金配合
キングカメハメハは硬い。硬いゆえ、産駒の多くは距離をこなせない。距離適正はだいたい1400m未満になることが多い。
しかし、Princequilloが入ると話が変わる。途端に1600m以上の距離をこなすようになる。
入らなくてもこなす馬もいるが、それは一旦脇に置いておく。
とにかく、Princequilloなのです。キンカメには。外回りマイル以上を狙うなら絶対的にPrincequilloなのです。
キンカメは望田潤氏が言うには配合に素直ということですが、全くもってその通りだと思います。
すなわち、Princequilloが入れば長めの距離適性と、外回り向きの脚質になるのです。
これは母父ラストタイクーンがナスキロを持つためでしょう。
さて、母のレーヴドスカーは凄い繁殖です。デビューした全馬が新馬勝ち。デビューした全馬がG1出走。
こんなことはサンデーサイレンスにも不可能。
でも、それができるのがレーヴドスカーの偉大さ。
レーヴドスカーの産駒はほとんどが外回り向きの末脚をもっていた。外からしなやかに伸びてくる。
今年の三歳馬のレーヴダムール以外は。
レーヴドスカーはPrincequilloを三本もち、Nasllurahやニアリーな血脈はおびただしい。これだけナスキロが濃いと普通は柔らかくなりすぎて緩慢になる。でも、レーヴドスカーはそうではない。
それは、La TroienneなどBack Passer的な血脈を複数持つからではないか。そしてその血脈が強く影響しているのがレーヴドスカーという馬なのではないか。だからこれだけナスキロが入ってもグニャグニャでモッサリになることが無いのではないか。
つける種牡馬がナスキロラトロであればパワーだけではなくしなやかになり、Princequilloもラトロも持たなければ、レーヴドスカーのナスキロラトロがそのまま出るし、ラトロはあるがPrincequilloが無ければBack Passer的なパワーが強く出るのではないか。
そう、レーヴダムールはゼンノロブロイだからBack Passerはあるが、Princequilloは無いのだ。だから内回り向きのパワーが強く出たのだ。
レーヴミストラルの父はキングカメハメハ。キンカメは母父ラストタイクーンにナスキロラトロのMill Reefが入る。
ということは外回り向きの資質が現れるはずなのだ。
父キンカメから見ても、母レーヴドスカーから見ても相性抜群なのがレーヴミストラルという馬なのだ。
そして、母レーヴドスカーの高い繁殖能力。
確かにレーヴドスカーの子供は体が弱いことが多い。でも、これだけ魅力的ならば大注目して当然。
目標はきさらぎ賞あるいは青葉賞からダービー。これまで全馬がG1に出ている。当然レーヴミストラルもG1に出ることでしょう。そして好成績を収めるのではないか。
来年のダービーはワンツースリーフィニッシュできると信じてこの馬を指名したい。
-
hidenokoriさんがいいね!と言っています。