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2015/03/02 19:54
2010年の中山記念
今年の中山記念は稍重で行われ比較的上位人気馬で決着した。一番人気イスラボニータは残念ながら4着。
レースの行われた中山ではないが、レース前から府中では雨が続いていて、府中にいた私はこれは不良で大荒れの2010年の再現があるかと雨仕様予想をしてみたがレース映像をみて愕然。中山は降雨が無かった。馬場発表は稍重。あてが外れてしまった。
2010年の中山記念は雨の影響を受けて馬場が不良だった。結果、13番人気のトーセンクラウン、12番人気のテイエムアンコール、5番人気のショウワモダンで決着した。
距離1800ながらレース上がりが38.4と普段とは異質なレースとなった。これに対応できるのは普段強い馬ではなく、逆に普段はまるで勝てないタイプとなる。
トーセンクラウンとテイエムアンコールは共に父オペラハウス。普段配合を重視して血統表の奥を良く見るが、単純に父を見るだけで適性が見出だせたのだ。オペラハウスが重上手というのは当時とても有名で、やはりここでピントがあったのだ。
もう少し掘り下げると、二頭とも母系にナスキロを一本引いているということと、NDクロスがあること、Fair Trialを父母から引くこと、名馬の母系ということか。トーセンクラウンは母母がサンデーサイレンスの全妹、テイエムアンコールは三代母がスティールハートの全妹と筋が通っている。
父に適性が高く、母系に筋が通れば極端な条件では日頃のヒエラルキーを軽々凌駕してみせるということか。
今度こそ大雨が降れば狙ってみたい。雨の激走を。