無事是名馬　名馬是無事

もうすぐ阪神大賞典。ナリタブライアンを思い出す。1995年、明け4歳（当時の表記では5歳）となったナリタブライアンは阪神大賞典を圧勝した後、故障した。そして復帰戦が、自分の初めて見た競馬のレースである天皇賞秋である。結果は惨敗。1995年中はそれからＪＣ、有馬と出走したが勝てず。
だからディープが古馬になってからも順調に活躍できたのは嬉しかった。
オルフェーヴルも無事にいって欲しい。ナリタブライアンほどではないにせよオルフェーヴルはレースに多く（といってもディープの3歳有馬までの８戦のような効率的なローテはなかなかできないのだが）使ってしまっているので少し心配。
無事是名馬とよく言われるが名馬是無事もある。ディープはその能力の高さ故にレースへの出走回数を最小限にすることができた。陣営の脚をいたわったローテもあるが、それで大きな故障もなく現役時代を終えることができた。その意味でもディープインパクトは凄い。