フィリーズレビュー

今年のステップレースでは、本番に向けての叩き台と考える本命馬が、ことごとく馬群に沈み、本番よりステップレース狙いで来る馬が勝利をさらっている傾向がある。フィリーズレビューではどうであろう。そういった馬で、非根幹距離の1,400mが得意という馬を狙ってみたい。
本命はファインチョイスとした。函館2歳SやファンタジーSを見て、この馬が桜花賞で劇走するとは思えない。1,200mや1,400mがベストな馬なのであろう。経緯は知らないが、ホエールキャプチャに乗りに行かなかった池添騎手というのも狙える理由である。2番手はイチオクノホシ、サフラン賞の勝ち方を見る限り、1,400mがベストと思える。大外に振られたが栗東留学の意気込みを買いたい。3番手にはアイムユアーズ。このメンバーでは力が抜けており、不安は最初に述べた緩め仕上げだけ。穴はビウィッチアス。戦績から本番で劇走するとは陣営も考えてないであろう。ここ勝負は明白で、関西への遠征の意気込みを買う。また、最近の武豊騎手は重賞で人気薄をいぶし銀の騎乗で上位に持ってくる。
アンチュラスの川田騎手のここ1年の阪神芝1,400mの成績は0-0-5-17、ラシンティランテは前に壁を作れないと折り合いを欠く馬で13番枠、阪神の坂も良いとは思えないので、評価を下げた。