943件のひとこと日記があります。
2019/06/03 23:56
返し馬とかいろいろ。
昔、テイエムオペラオーが引退した頃に、
このオーナーが書いた「馬見の極意」という本を買ったことがあります。
当時画期的だったのはこの本にDVDが付いていたこと。
返し馬で馬券を買い始めてちょくちょく当たり始めたころで、
パドックを極めたいと思い購入しました。
が、DVDを見ても全く意味がわからず、菅が枯れているとか、繋ぎの角度とか、
馬を見比べても違いが正直わからない。
未勝利や新馬戦のパドックで実践してみるも、全く当たらず。
結局、パドックで馬を見るのは諦めた経緯があります。
もう20年近く前ですね。
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返し馬はどこを見ればいいですかということをよく聞かれますが、
同じことかもしれません。
返し馬をパッと見て、モニター前で「この馬は走るかも」と伝えても、
他の馬とどう違うのかわからないとよく言われます。
感覚的なものもあるし、モニターに鉛筆を当てて、
「ほら、腰の位置がブレてないやろ」といっても、
「そうかな?」と言われることもあります。
この馬は絶対走ると思っていても、
そのレースでボロ負けする馬もいます。
今でも思うのがディープスカイの京都での未勝利戦。
返し馬を見ながら、「この馬、上まで行くよ。モノが違う」と言って、惨敗。
そんな馬が4か月後にG1を勝って、そしてダービーも勝つんだから、
競馬はわからない。
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馬券の買い方や馬の見方は人それぞれで、何が正解とかはないですね。
合う・合わないが人によってあるので、
自分に合ったやり方を探してみるのがいいのでは。
私の場合は返し馬でした。
元々はたまたま見た返し馬で、気持ちよく芝を走っていた馬の単を買って
当たったのがきっかけ。
単勝50倍。
人気がなかったのは初芝の馬だったから。
その時に思いました。
初芝の馬とか、休養・骨折明けの馬とか、初出走の馬とか、
走っているのをみたらわかるやんって。
でも、今になってみるとそんなに簡単ではなかったですね。
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返し馬で馬券を買うようになって1年。
軌道に乗り始めた頃に調教も見るようになりました。
返し馬だと馬券がギリギリになるので事前チェックです。
グリーンチャンネルも契約して、1発目が秋の天皇賞。
調教見たら、シンボリクリスエスとテンザンセイザの動きがよくて、
この2頭で3着以内はあるなと思い大勝負。
調教見ている中でびっくりするぐらい調子の悪い馬が1頭。
そこそこ人気のその馬だけを外して3連複総流し。
結局、1頭だけ外したその馬が2着に来て馬券は外れ。
調教は当てにならないなと思い、見るのをやめました。
後から思えば、ツルマルボーイは調教は全く走らないので有名な馬でした。
だから毎回ガチガチの人気にはならなかったんですね。
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遠回りかもしれませんが、自分のやり方を自分で考えて、
仮説を立てて、試してみるのが一番いいと思います。
上手くいっても、いかなくても、その結果をどう生かしていくかで、
馬券は大きく変わっていくと思います。
自分の場合、大きい馬券を当てたときは、
その前段階でいつもと違ったアプローチやチャレンジをしていることが多いです。
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何かのヒントになればと思い、書き連ねてみました。