函館記念

函館記念

函館は依然として内先行有利。
イケドラゴン、コスモラピュタ、トウケイヘイロー、モズ等、メンバーからハイペースは確実。

・ステップレース見解

巴賞
内有利な馬場。
テン普通、中盤の極端に早い底力戦。
インの好位置を取って押し切ったエアソミュール、強引に捲くって外を回したサトノギャラントだが、函館記念ではエアソミュールは斤量増＆更に厳しいペースに対応しなくてはならず、サトノギャラントは位置の悪さが響きそう。
脚を溜めていたメイショウウズシオは前進期待できず。

鳴尾記念
内有利な馬場。
緩い4Fから額面の早い中盤。
効率的なラップを刻んだトウケイヘイローと非効率なスパートに巻き込まれた差し勢。
2着以下持続力上位馬が占領し、エアソミュールもその一頭。
トウケイヘイローは函館記念では本質的な距離適性が出てしまいそう。

・各馬評

トウケイヘイロー
中盤に下り坂のある阪神2000mの開幕週でスピード持続力を活かせば距離をこなせるも、中盤に上り坂のある函館競馬場では勝負にならないはず。好走パターンが全く思いつかない。自信の消しで。

エアソミュール
鳴尾記念の持続力、巴賞の底力を見れば人気に見合う能力は十分。斤量増を踏まえ、妙味の無い上位評価として。

サトノギャラント
巴賞の内容はエアソミュールと互角。斤量差逆転で函館記念ではこちらが上、と行きたい所ですが、極端な位置取りや2000m以上で高い能力を示していないのはマイナスで、枠の差を踏まえればエアソミュール以上の走りを期待するのは難しいのでは。

トウカイパラダイス
昨年は内外の差が響き4着。テンの早い流れもマイナスでした。底力・持続力は有るので、枠の差が響かない流れになれば。上位評価。

レインボーダリア
芝は合うも、前傾ペースだと近走の走りから位置が極端に下がってしまいそうです。叩きとして使うここで後手を踏むなら･･･。

アスカクリチャン
七夕賞勝利はこの舞台では大きなプロフィール。テン中盤は七夕賞より厳しくなりそうですが、岩田騎手がごまかすか。外枠なので積極的な狙いにはできないが…。

コスモネモシン
ここ3戦は20キロ以上の増減を繰り返すという馬体重管理の酷さは気がかりだが、締まったペースへの適性はメンバー上位。丹内騎手ですから、消極的な騎乗になりそうですが、ハイペースが期待されるここではプラスになる可能性も。

メイショウウズシオ
底力戦の巴賞で上位2頭に明らかに劣り、今回大外となれば…。


本命はコスモネモシン。
洋芝適性と締まったペースへの適性を活かして好走を期待。
以下は
△エアソミュール
△トウカイパラダイス
▽レインボーダリア