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2013/12/19 22:54
有馬記念 傾向&ステップレース見解
・傾向
基本的には中盤で12秒台後半から13秒台までラップが緩む。
追走が緩くなって恵まれるのは、中距離馬よりも脚の遅い長距離馬になるだろう。
中長距離で底力を活かしていたタップダンスシチーが好走することは有っても、中距離でスピード持続力・底力を活かしていたアーネストリーが好走するのは難しい、そんなイメージがピタリと嵌る。
・ステップレース見解
アルゼンチン共和国杯
少し内有利な馬場。少し緩急ある流れからのロングスパート戦。
アドマイヤラクティは2頭分外。
ルルーシュは最内。
デスペラードは2頭分外。
ジャパンカップ
内外フラットな馬場。スローからの4Fスパート戦。
トーセンジョーダンは1頭分外。前後有利。持続力発揮。
アドマイヤラクティは最内。
ルルーシュは2頭分外。
ナカヤマナイトは最内。
ゴールドシップは4・5頭分外。
金鯱賞
少し内有利な馬場。テン中盤早い前傾ラップ。
後続は前半の緩い持続力勝負。
カレンミロティックは最内。単騎。
ラブリーデイは最内。単騎。
ウインバリアシオンは最内。4コーナーでは2頭分外。
トゥザグローリーは1頭分外。
カレンミロティックは能力全開。高いスピード持続力を発揮。
※今回から、前後不利、前後有利という評価を控えめにしました。
前傾ラップを前で追走するカレンミロティックは一見すると「前後不利」ですが、馬自身の適性からはこの戦法がベストです。
スローを先行したトーセンジョーダンは一見すると「前後有利」にも見えますが、一気にスパートしたことで最後は苦しくなった馬が多い展開でもありました。
3着に粘りこめたのは、持続力を最大限活かせる展開だったためでしょう。
このように、競馬は見た目のペースだけで語ることが非常に難しいのです。
予想屋マスターさんはあえて細かい分析を排除しているように見受けられますが、それは試行回数を増やすことを最優先しているためでしょう。
私は週に多くても数レースしか予想しませんので、ペースに対する解釈の幅は広く持つスタイルを貫こうと思います。
「このペースだから、こうだ!」という決め付けは、優れた予想をする上では足枷になってしまう恐れがありますので。